荷揚げ

先週末に続き、八ケ岳南麓は今日も真夏のような暑さに見舞われました。
そんな中、避けて通れない作業が資材の荷揚げ…。

獣害防止用ネットの設置作業を続けている北杜市須玉町の植林地では、急峻な尾根沿いを含めて、一箇所の現場で周囲1.5キロ以上にわたって延々とネットを張りめぐらせます。その光景はまるで万里の長城のよう。このため胸を突くような急坂を登って資材を担ぎ上げる作業が欠かせません。

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延長100メートル分のネットを折りたたんだ状態で背負子にしばり付け、気合いを入れて背負います。過日の雨で水分を含んでいることもあり、重さは30キロ以上。炎天下、フラフラとときによろめきながらも、設置予定のルート上に等間隔で運び上げて置いていきます。黙々と歩を進めるこの作業を何度も繰り返しました。

今日は1リットルほどの飲料水を持っていきましたが、滝のような汗をかいて足りないくらい。幸い一人も熱中症にならずに、予定していた荷揚げは無事終了しました。ただ暑さに体が慣れていない時期の季節外れの高温は要注意!!
明日は飲料水を2リットルに増やし、引き続き休憩をこまめに取りながら安全第一で作業を進めたいと思います!
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ワラビ

八ケ岳南麓では山菜シーズンが終盤を迎えています。
そんな中、獣害防止用ネットを設置している北杜市須玉町の現場で出会うのがワラビ。「木の芽系」の山菜では、タラノメが山菜の王様と呼ばれますが、草(シダ)系ではワラビが最も知名度が高いかもしれません。

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重曹や灰をまぶして熱湯をひたひたに注ぎ、一晩ほど置いてアクを抜いて、そのままお浸しなどにして食べるのが一般的のようです。独自のぬめりが食欲をそそり、お酒にも合うまさに山菜の定番。八ケ岳南麓では仲良くワラビ採りを楽しむ熟年のご夫婦の姿をときどき見かけますが、平和でほほ笑ましい光景に心が和みます。

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今週末は八ケ岳南麓でも30度近い気温を観測する記録的な暑さ。こうなるとキュウリやトマトといった体を冷やす果菜類が食べたくなり、人間の体はよくできているなと感心します。今年は春以降、寒暖差が激しいですが、そろそろ冷蔵庫に残った山菜を整理して、心身ともに衣替えをしたいと思います!

芽吹き

八ケ岳南麓では先週土曜日、久しぶりにまとまった雨が降りました。好天続きで乾燥していた山肌にはまさに恵みの雨。この雨のおかげもあり、北杜市須玉町の皆伐跡地に植え付けをしたカラマツの苗木からかわいらしい新芽が芽吹いてきました。

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この植え付け現場は場所によっては砂礫や岩が多く、無事に根付くか心配でしたが、一斉に芽吹き始めた苗たちの姿を見てまずはひと安心。植え付けエリアの周囲にはニホンジカやノウサギによる食害から苗を守るための獣害防止ネットも張りめぐらせてあるため、順調にいけば40~50年後には木材として利用できる立派な木に成長するはずです。そのためには苗木の周りに生える下草を今後、数年間刈り払ったり、優勢木を育てるための間伐を一定期間ごとに続けたりする作業が欠かせません。

たくさんの苗木から一斉に芽吹いた若芽を眺めながら、林業の仕事のスケールの大きさについてあらためて考え、ひとり感慨にひたりました
(^_^)

目の保養

梅雨入り前のこの時期は、新緑の美しさに加えて、山野草も一斉に開花の時期を迎えています。
写真は北杜市内の皆伐跡地に咲いていたスミレの一種。林業の大先輩が仕事中に見つけて教えてくれました。

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スミレには相当な種類があるとのこと。詳しい品種は分かりませんが、エイザンスミレ、もしくはヒゴスミレの仲間のようです。見かけたのはその一株だけ。肉厚な感じの花弁や、人参のように細かく切れ込んだ葉が珍しく、高山植物のような気品を漂わせ、荒涼とした皆伐跡地の中で一株だけ異彩を放っていました。

林業は決して楽な仕事ではありませんが、山菜や山野草を始め、山の中の仕事でしかめぐり合えない動植物たちとの出会いがあることも、大きな魅力としてアピールできる点だと思います!!

山の幸

今年は春先の気温が比較的低かったためか、山菜の芽吹きが昨年より遅いようです。
そんな中、ようやくお目見えしたのが弊社スタッフに一番人気の「ハリギリ」。タラノキやコシアブラなどと同じウコギ科の落葉樹で新芽が食用になります。天ぷらのほかに、さっと湯がいて酢みそ和えやゴマ和えなどにすると、さわやかな苦味と歯ざわりを楽しめます。 

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写真では少し見にくいかもしれませんが、枝にはタラノキと同様にしっかりとしたトゲがあり、まるで美味しい新芽を狙う外敵から身を守っているよう。この特徴的なトゲの様子から、八ケ岳南麓では「オオバラ」と呼ばれることもあります。

写真のような新芽が成長すると、天狗の羽団扇のような大きな葉をつけます。弊社のベテランスタッフたちは冬場に山を歩きながら、地面に落ちたこの特徴的な形の落ち葉を見つけて親木を探し出します。
新緑真っ盛りのこれからの時期は樹木の同定にぴったりの季節。山菜たちとの出会いを想像しながら、木々の新芽や葉を観察して山を歩くのも楽しいかもしれません!
プロフィール

山師

Author:山師
有限会社天女山は、山梨県北杜市の八ヶ岳南麓を中心に活動する林業事業体です。
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