下刈り

今日は昨日に引き続き、北杜市明野町の最終処分場敷地内で、道路脇の斜面の下刈りをしました。積雪が心配でしたが、問題なく刈れる状態でひと安心。昨日は降雪に伴う気圧変化や低温のためか、刈払機のエンジンの回転が一定しませんでしたが、今日は調子が戻り、夕方までに無事作業を終えることができました。



明野町は地形的に開けているため、全国的にも日照時間が多い地域として知られ、処分場敷地内からも写真のように、新雪をかぶった南アルプスの山々が広々と見渡せました。

暦の上では立春を過ぎましたが八ケ岳山麓はまだまだ冬。来週からは再び地拵えの仕事が再開しますが、厳しい自然と向き合いながらの作業が続きそうです。
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チェーンソー特訓&軽トラ集材

今日の天女山は4グループに分かれて現場に出ました。
新人の私はK部長とともに山梨県須玉町にあるカラマツの県有林の間伐作業現場へ。
昨日に続き、チェーンソーワークの特訓を受けました。

倒したい木の周りに生えている細い木をあらかじめ切って周囲を整え、木の重心を見極め、切り倒そうとしている木の幹や枝が、倒れた際に他の木に引っ掛からないような伐倒方向を見定め、チェーンソーのブレードを幹にあてて伐倒方向に狂いがないかを確認し、チェーンソーのブレードを水平に保ちながら「受け口」(伐倒方向に向けて開くように入れる直角三角形型の切り込み)と「追い口」(受け口と逆方向から入れる切り込み)を入れ、さらに木が倒れる際に「ちょうつがい」の役割を果たす「つる」を一定幅で残し・・・などなど。一本の木を切り倒すまでにたくさんの留意事項があります。そのすべてが満たされて初めて一本の木を目的とする方向に安全に倒せます。

先輩たちは苦も無く切り倒しますが、見るのと実際やるのとでは大違い。腰に両手を当てて見守るK部長から何度も厳しく注意を受けます。伐倒は林業の最も基本的な作業。狙った場所に確実に切り倒せるようになるよう明日からも実践あるのみです。

今日は余力がなく、チェーンソーワークの写真を撮れませんでした…。
写真は間伐現場から切り出したカラマツの丸太を軽トラに積んで舗装路まで下ろす光景です。細そうな幹に見えますが、今回の現場のような人力では積み下ろしが一苦労です。軽トラも荷台がずっしりと重そうですが、洗濯板のようなオフロードの急傾斜の作業道を何往復もたくましく走ってくれました。

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集材とチェーンソーワークの特訓は明日も続きます。

集材作業

 1月中旬の大雪から半月ほどたち、山でも雪解けが進んでいます。天女山が間伐などの作業をしている現場でも、
伐ったカラマツを山の斜面から作業道などに集める集材作業が本格化しています。
 そのうちの一つの須玉町の県有林でもカラマツの集材作業がこのほど完了しました。急傾斜で重機を入れにくい場所のため、約2メートルに玉切りした丸太を斜面から勢いよく転がして降ろし、人力で担ぎ上げて数カ所に集める手法を使いました。

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 まさに諏訪の御柱祭の木落としのような光景。先輩の指示のもと、声を掛け合って安全を確保しながら約6トン分の丸太を林道まで降ろして積み上げました。

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 この丸太を積み上げて仮り置きすることを専門用語で「はい積み」といいます。はい積みは一般的にはフォワーダと呼ばれる重機を使って行われることが多く、人力で行うケースは少ないようですが、この現場では7人で作業し、夕暮れまでに完了できました。一見すると簡単に積まれているように見えますが、井形に並べたクリなどの丈夫な丸太の上に、安定した状態で切り口をそろえて並べていく作業は体力のほかに細やかな神経も要求されます。夕方には切り口の直径を一本ずつ測り、丸太の体積を割り出す「検知」も行いましたが、金属製のメジャーを持つ手が凍え、帰宅後は指先にたくさんのあかぎれができていました・・・。

 明日からは近くの別の現場での間伐作業が新たに始まります。少しずつ緩んできた寒さが作業の味方になってくれそうです。

チェーンソーの講習

 昨日に続き、今日はチェーンソー作業に向けた安全教育の講習会を受講しました。場所は南アルプス市の「木の国サイト交流館」。釜無川の広い河原の向こうに富士山を臨む南アルプス市は、同じ山梨県内でも八ケ岳山麓に広がる北杜市とは景観が大きく異なり、別の県に来たような感覚を覚えます。

 実技講習の講師は山梨県の峡北地方で長年林業を続けるベテランの大坪さん。20代で林業を始め、もうすぐ84歳を迎えるいまもご夫婦で山仕事を続けているというから驚きです。
大径木や急斜面に生えた木の安全な倒し方を中心に教わりましたが、作業中の危険が大きいこれらの作業を日々実践している
ベテランの言葉には重みがありました。そしていまも日々、技術を深化させている姿に、林業の仕事の奥深さをあらためて感じました。

 写真は20年ほど使っているという大坪さん愛用のチェーンソーのメンテナンス風景。道具を長持ちさせ、お金ではなく技術を最大限に高めて安全に仕事をする姿勢に学ぶところ大でした。私と同じく初めて林業の世界に飛び込んだほかの受講者たちも興味津々の様子で大坪さんの一挙一動を見守ります。

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 学んだ技術や知識をすぐに体に覚えこませることは難しいと思いますが、一つずつ実践を重ねて明日からの現場作業に落とし込んでいきたいと思います。

寒波到来

全国的な寒波の到来を受け、北杜市大泉町にある天女山の事務所付近では今朝はマイナス15度以下まで気温が下がった模様です。標高1200メートル超の天女山の資材置き場兼休憩所では、棚の上に置いていた社員の革製作業靴が見事に凍結し、石油ストーブで解凍してからの作業開始となりました。

今日は更地となっている県有地の境界を示すための杭打ち作業や看板設置、「八ケ岳倶楽部」付近のカラマツ林での間伐と作業道整備、特殊伐採(家屋の近くで行われるクレーン車などを使った安全な立木の伐採作業)予定地での事前除雪の3チームに分かれて作業しました。場所はいずれも山梨県北杜市内です。

160125作業

写真は重機を使ったカラマツ林内での作業道整備の様子です。重機のオペレーターはひと抱え以上もある巨大な石たちを慎重に取り除きながら、今後行うカラマツの搬出作業に向けて少しずつ作業道を伸ばしました。
各チームとも寒気にしびれつつも、今日も安全に作業を終えることができました。
プロフィール

山師

Author:山師
有限会社天女山は、山梨県北杜市の八ヶ岳南麓を中心に活動する林業事業体です。
森林整備や屋敷木伐採、危険木伐採及び木材に関する事でしたら、何でもご相談下さい。

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