もうひと踏ん張り

気が付けば2月も下旬に入り、寒さ厳しい冬の終わりが見えてきました。年明けから本格的に始めた北杜市須玉町の地拵(ごしら)えの現場では、約3ヘクタールの対象面積のうちの大半が完了、残るは4分の1ほどになりました。

170221ブログ

写真では分かりにくいですが、人力で杭を打って林地残材を寄せ集めた「棚」が斜面の上部まで延々と続いています。「グーグルアースで見ればきっと分かるよね」。そんな会話も聞こえるようになりました。

今回造った棚にはカラマツなど針葉樹の苗が植えられる見通しです。「ひとの力で棚を造って植林する」。高性能林業機械が普及する一方で、急斜面での棚造りや植林は、いまのところ、ひとの手で行うのが最も効率的で安全ではないでしょうか。「人間の力だって捨てたもんじゃない」。そう実感しながら現場に立つ今日このごろです。
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頭部保護

当ブログではこれまで手袋やチェーンソーブーツを取り上げましたが、今回は最も大切な安全装備となるヘルメットをご紹介します。

170209ブログ

林業で使うヘルメットの大きな特徴はイヤマフ(防音用の耳当て)と飛来物から目を守るバイザーが付いている点。弊社で主に使うチェーンソーの排気量は50ccで原付バイク並みのサイズのため、エンジン音は大きく、聴覚障害防止の観点でイヤマフ装着は欠かせません。金属製のメッシュ素材で作られたバイザーは小石や小枝といった飛来物から目を保護するための装備で、刈り払い機を使う下刈り作業でも欠かせません。

写真は一年ほど前に会社から支給されたヘルメット。紫外線の影響で色があせ、メーカー名のシールもはがれましたが、さまざまな現場作業に欠かせない装備です。「転ばぬ先の杖」。チェーンンソーを使って自宅で薪作りなどの作業をするひとも多いと思いますが、専用ヘルメットの着用をおススメします!!

手袋

前回、チェーンソーブーツをご紹介しましたが、今回は日々の作業に欠かせない手袋について考えました。
写真下段が最近愛用しているタイプで、手のひらや指先がゴム張りで、グリップ力が増大するほか、内側がフリース地のため、保温性もある商品です。写真上段右の薄手の手袋をインナーとして二重に使うことで、指先の保護性能や保温性、チェーンソー使用時の防振性などが高まると感じています。上段の緑のタイプはシリーズ商品。内側がフリース地になっていない通常タイプで、それほど寒くないときに重宝しています。

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現在続けている「地拵(ぢごしら)え」の作業では、重い丸太を持ち上げたり、急斜面でチェーンソーを動かしたり、地面に杭を打ち込んだりするなど手や指先をハードに使います。以前は皮手袋を使っていましたが、手袋のグリップ性が高いと手が疲れにくく、作業の安全性も高まると思い、最近は写真のようなゴム張り製品に替えました。写真で紹介した組み合わせは今のところ満足できる使用感ですが、指先部分のゴムの消耗が激しいのが悩ましいところ…。何とか指先部分のゴムだけを補修できないか思案中です。

偶然ですが、写真の3点はすべて「ショーワグローブ」の製品。耐久性があり、サイズや使用感なども自分に合っているようです。ちなみにこの記事を書くために調べたところ、厳冬期の北アルプスをスキーで滑る白馬の山岳ガイドもショーワグローブの作業用手袋を愛用しているとのこと。同社製品は価格も手ごろでおススメです!(弊社のスポンサーではありませんが(。-_-。))

いずれにしても手、足、頭など体の末端の保護は大事。安全装備をきちんと使って来週も現場作業を頑張りたいと思います!

足回り

今週は全国的な寒波の影響で厳しい寒さに見舞われ、弊社付近では朝の気温がマイナス10度以下に下がる日も少なくありません。標高1500メートル近い場所で作業をすることもある弊社のスタッフたちは、冬の防寒対策にそれぞれ工夫を凝らしています。
体に身に付ける装備品の中で、最も重要な一つが足回り。この時期は積雪がある現場もあるため、防寒の機能も求められます。
写真は弊社がスタッフに支給しているブーツ。高速回転しているチェーンソーの刃が万一当たっても怪我をしない「チェーンソーブーツ」と呼ばれるタイプで、特殊な繊維が織り込まれています。登山靴のような見かけの通り、足首周りが深く、全体的に硬い作りのため安定感があり、凍り付いた雪の斜面をつま先で蹴り込みながら登るような使い方に適しています。使用開始当初は靴擦れに悩まされましたが、革製のため、履き込むと足になじむようになり、今では手放せません。

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このような頑丈なブーツでも、日々の仕事で酷使するため、数年で寿命が訪れます。チェーンソーブーツはいくつかのメーカーが発売しており、足元を支える最重要装備だけに、新品購入時は耐久性やサイズなどについて真剣な検討がなされます。

明日以降、冷え込みが弱まるようですが、山には凍った斜面や残雪がまだ待ち構えています。頼もしいチェーンソーブーツの出番はまだまだ続きます!

薪割り

弊社では薪の注文を受け付けています。丸太を玉切りにした原木での販売が中心ですが、割って薪に仕上げた完成品の注文も受け付けています。写真は昨日行った1トン分の薪の薪割り風景。

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弊社の仕事全体の中では薪割り作業は少ないだけに、薪割りの経験豊かなY部長にアドバイスを受けながらスタッフがオノを握ります。最も大切なコツは「オノを振り下ろさずに、重さを生かして薪の上に垂直に落下させて割る」とのこと。振り下ろすとオノの刃が足に当たるなどして大けがの原因になります。

部屋全体が暖まり、炎の造形も楽しめる薪ストーブは、身近な自然エネルギーの有効活用策でもあります。八ケ岳南麓では設置する世帯が増えているようです。薪割りも薪ストーブ全体の中の楽しみの中の一つに位置付ければ、苦にならないのかも知れません。弊社では薪ストーブ設置のご相談にも応じていますので、お気軽にお問い合わせください!
プロフィール

山師

Author:山師
有限会社天女山は、山梨県北杜市の八ヶ岳南麓を中心に活動する林業事業体です。
森林整備や屋敷木伐採、危険木伐採及び木材に関する事でしたら、何でもご相談下さい。

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