必需品

林業の必需品といえば、チェーンソーを思い浮かべる方が多いと思います。
そのチェーンソーと並んで欠かせない道具の一つがハンマーです。

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以前(昨年12月13日)の当ブログでご紹介しましたが、木を伐り倒すときには、倒したい方向に木を傾けるための「矢」(くさび)を木の幹に後ろから打ち込みます。このときに欠かせないのがハンマー。1トン以上の重さになることも珍しくない木を傾けるのですから、打ち込みの成否が安全な伐倒を左右すると言っても過言ではありません。このため、耐久性があり、ヘッド部がある程度重いものが適しています。

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1枚目の写真は柄の部分にひもを巻き付け、ビニールテープでぐるぐる巻きにしたN部長オリジナルのハンマー。打ち込み時に握りやすく、使い勝手は抜群です!

林業とハンマー。この分かち難い関係をご理解いただけたでしょうか!?
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ロボコン!?

左右からアームを伸ばす赤と黄色のロボット。さてどちらが強い??

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一見するとロボコン(ロボットコンテスト)のように見えるこの光景。実は弊社が先日実施した枝降ろしと伐採作業の様子です。
右側がグラップルと呼ばれるハサミ型の「手」が付いた重機、左側が人が乗れるかご(ゴンドラ)が付いた高所作業車。グラップルで幹をつかんで安全を確保しながら、ゴンドラに乗った作業車がチェーンソーで伐採している光景です。

ゴンドラ内のコントロールレバーで高所作業車を操縦しながら、空中の枝や幹を伐るチェーンソーマン。そして巧みなグラップル操作で伐採された枝や幹を安全に地上に降ろす重機のオペレーター。今回の伐採現場は、地上で別の業者が建設物を造っているというリスキーな条件も加わりましたが、弊社のベテランスタッフが難しい作業を危なげなくこなしました。

林業というと山の中の仕事のイメージが強いと思いますが、住宅地や道路の近くの建設現場などで支障木などを安全に伐る技術も重要。さまざまな重機を駆使して難しい伐採をこなす―。これも弊社が得意とする仕事の一つです!!

間伐

八ケ岳南麓も梅雨入りしましたが、このところほとんど雨が降らず、空梅雨が心配されています。ただ好天のお陰で現場作業は順調に進んでおり、間伐作業を続けている北杜市大泉町内のカラマツ林では連日、チェーンソーの小気味よいエンジン音が森の中に響き渡っています。

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弊社はさまざまな仕事を手掛けていますが、この間伐作業が林業の仕事としては一般の方に最もイメージしやすいかもしれません。チェーンソーを構えて豪快に木を伐り倒す…。まさに映画「WOOD JOB!(ウッジョブ)」の世界です!

ただ一口に木を伐ると言っても、木の太さや高さ、重心、倒さなければいけない方向、隣り合う木々の枝張り、風向きなど条件はさまざま。使う道具もチェーンソーをはじめ、伐倒したい方向と逆方向に傾いている木を起こすための「矢」(くさび)や、矢を木の幹に打ち込むためのハンマー、木が倒れていく途中で周囲の木の枝などに引っ掛かって止まってしまった場合に使う鉄製の「フェリングレバー」(木回し)などさまざまで、安全で正確な伐倒には繊細な技術が求められます。

いまの時期は水を盛んに吸い上げているため、木の幹自体が巨大な貯水タンクのようにずっしりと重く、樹高や幹の直径によっては1トン以上の重さになることも珍しくありません。このため間伐作業は、常に危険を意識し、回避策を考えながらの作業になります。精神的な緊張感に加え、体力的にも厳しいですが、チェーンソー一台で木を伐り、美しい森に仕上げていく仕事は林業の醍醐味といえます。

間伐の仕事のあれこれをこれからも随時アップしていきたいと思います!

準備

弊社は毎年、東京都目黒区の区立小学校の児童を対象とする林業体験イベントを引き受けています。今年も今月からいよいよ始まるのを前に、今日は昨日に引き続き、会場となる北杜市小淵沢町の山林で受け入れの準備作業をしました。

林業体験イベントで最も大事なのが安全の確保。枯れ木がふとした拍子に倒れたり、枯れ枝が頭上に落ちてきたリと、山の中では常に想定外の危険が起きる可能性があります。事前準備では林内を歩いて見回り、ほかの木に寄りかかったまま途中で止まっている危険な枯れ木などを探し、伐り倒して処理します。

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日によっては一日に100人近い子供たちを受け入れることも珍しくないため、子供たちが移動しやすいように林内に簡単な道を造ったり、伐倒体験をしてもらうための手ごろなサイズの木を探したりと、事前準備ではやることがたくさんあります。

今年はどんな子供たちに出会えるだろうか…。準備は万全だろうか…。、弊社スタッフは当日、戦争のような忙しさに追われそうですが、安全で心に残る林業体験の実施に向け、今年もぬかりなく準備を進めていきたいと思います!

シーズンイン間近

夏の風物詩というと何を思い浮かべるでしょうか。弊社スタッフの多くは恐らく「植林地での下刈り」と答えます。
強い日差しの下、早朝から急斜面で両足を踏ん張りながら、植林された苗木を誤って刈らないように細心の注意で刈り払い機を動かす…。吹き出る汗、ハチの襲来、広大な面積を一定期間中に刈り終わらせなければいけない重圧感…。
こうしたハードな仕事が今月下旬ころには今年もスタートする予定です。

この下刈り現場で代表的な草の一つが写真の「タケニグサ」↓

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日当たりが良い荒れ地などに生える多年草で、茎が中空のため、名前の通りタケに似ている印象があります。高さは1~2メートルまで成長し、葉が横に広がるため、繁茂している場所では作業中に見通しが効かず、植えられた苗木を誤って刈らないように最大限の注意が必要になります。また水分を多く含むため、刈った後に横にどかすのも重くて一苦労で、まさに林業者泣かせの草といえます。

今年も植林地では、タケニグサを含むさまざまな草たちがあっという間に生い茂り、「下刈りのスタンバイいつでもOK!」と言わんばかりの状況です。下刈りのシーズンインが間近に控える中、すくすくと育った草たちを眺めて、ときに恨めしく思う今日この頃です…。


プロフィール

山師

Author:山師
有限会社天女山は、山梨県北杜市の八ヶ岳南麓を中心に活動する林業事業体です。
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