FC2ブログ

精度向上

林業新規就業者を対象にした技術研修がこのほど、山梨県富士川町の県森林総合研究所で開かれました。

写真はチェーンソーを使った伐採で、目標の方向に確実に倒すため、伐倒方向をチェックしている様子。
大工道具の差し金の先に、市販のレーザーポインターを取り付け、それを受け口に当てることで、狙った伐倒方向とのずれを正確に見極める方法が紹介されました。

180806ブログ

この方法だとレーザーポインターが受け口の形に基づいた伐倒方向を自動的に示すため、ごまかしが効きません。狙った伐倒方向に対し、30~60センチほどずれる参加者が多く、あらためて伐倒精度向上の必要性を実感させられました。

実際の伐採現場で毎回、差し金とレーザーポインターを使うことは現実的ではありませんが、ときどきこうした道具を使って伐倒精度をチェックするのは大事…、と感じました!
スポンサーサイト

次世代林業者?!

この夏、弊社に地元の北杜高校2年生の男子1名がインターンシップで訪れてくれました。
弊社のある北杜市大泉町に住む16歳。
伐採や下刈りなどの現場で3日間、就業体験をしてもらいました。

180731ブログ②

資格上の問題で刈り払い機を使えないため、下刈りの現場では、獣害防止ネットに絡みついたバラやツルを手鎌を使って丁寧に取り除く作業を任せました。暑さが厳しい時期ですが、トゲの生えた草たちを相手に音を上げることなく、黙々と取り組んでくれ、頼もしさと若さを感じさせました。

180731ブログ①

自宅から高校まで夏も冬も自転車通学をしているとのこと。標高差は片道500メートルほどでしょうか。部活は囲碁将棋部で、文武両道を地で行く若者。「自然にかかわる仕事に興味があり、林業のインターンシップを選んだ」ときっかけを話します。

「下刈りでは、どんどん草がなくなっていき、すごいと思った。林業に興味を持った」と、ひたいの汗をぬぐいながら語る姿が、夏空の下でまぶしく映りました☆

救命救急講習

作業中の不意の大けがや病気に備えるため、今日は午後の半日を利用してスタッフ全員が救命救急講習を受講しました。

180518ブログ①
▲人形を使った心肺蘇生の訓練

救命救急を手掛ける地元の消防署員を招いた本格的な内容。近くの体育館を会場に、「心臓マッサージ30回+人工呼吸2回で1セット。これを呼吸が復活するか、救急車が到着するまで続ける」「太ももなどを丸太で30分以上挟まれ続けている場合、急に丸太などを取り除くと血流が急に戻って呼吸や意識に逆に問題が起きる可能性がある」などの基本的な技術や知識を教わりました。またAED(体外式除細動器)を用意してもらい、扱い方を練習しました。

講習の後は、お待ちかね(?)のスポーツタイム!全身汗だくになりながら、フットサルや卓球で親ぼくを深めました。スタッフ全員でスポーツをする機会はほとんどなく、大盛り上がりに!!サッカー経験者も多く、午前の現場作業で疲れた身体を奮い起こし、
予想以上の激しすぎるプレーを次々に展開しました(@_@;)

180518ブログ②
▲激しい運動を終え、しばし放心状態となるスタッフたち

話はそれましたが、スタッフ全員で救急救命講習を受講するのは今回が初めて。安全に対する意識や取り組みを強化するために実施しました。日々の現場作業には危険がいっぱい…。事故防止とともに、万一、起きてしまった際に活用できる知識や技術を身に付けたいと思います!!

ワイヤー加工

先日ご紹介した「スイングヤーダ」などの架線系集材機械の研修では、ワイヤーの編み方の講習もありました。「ワイヤーの編み方」と聞いても一般の方にはピンとこないと思いますが、丸太などを吊り下げる鋼鉄製のワイヤー同士をつなぎ合わせたり、ワイヤーの先に「アイ」と呼ばれる輪を作ったりするときに必要となる技術です。

171129ブログ①
▲ワイイヤーの編み方を教える神子沢社長

講師は13歳ころからワイヤー編みを始めた(!!)という神子沢林業(山梨市)の神子沢社長。太いワイヤーを構成するもとになる「素線」と呼ばれる細いワイヤーの径が太いほど強度が高いものの、硬性が強くて編みにくいなどの説明に、長年の経験に裏打ちされた説得力を感じます。

ワイヤーの編み方については奥が深く、ここでは説明しきれませんが、強くより合わされている素線の束の一部のよりを戻し、そこにできたすき間の中に、もう一方の末端の素線の束を差し込んだ後、よりを戻して締め上げる…分かりにくいですが、簡単に書くとこのようになります(^^;)素線の束同士のよりを戻すときには、束と束の間に鉄製の太いスパイクを差し込み、無理やりこじ開けるようにしてよりを戻し、素線の束同士の間に一時的にすき間を作ります。

171129ブログ②
▲末端にアイ加工が施されたワイヤー

ワイヤー加工は奥が深く、短時間で確実に編み込むには相当の経験が必要となります。上手に編み込まれたワイヤーは美しく、また強度も高く、その技術を導き出した先人の知恵と努力を感じずにはいられません。

クレーンのほか、リフトやケーブルカー、エレベーターなどにも使われている産業用の鋼鉄製ワイヤー。機会がありましたら、ワイヤー同士の連結部分などに着目してみると面白いかもしれません!!

スイングヤーダ

林業新規就業者を対象にした重機操作の研修会が先週に引き続き、山梨県南アルプス市で開かれました。今回教わったのは「スイングヤーダ」。重機のウインチから伸ばした二本のワイヤーを空中に張り、そこに取り付けた滑車から丸太を吊り下げて、山から搬出する機械です。

171128ブログ②

スイングヤーダの場合、丸太の重みによる重機の転倒防止のため、丸太を完全に空中に吊り上げず、片方の端を少しだけ地面に接地させた状態で、引きずるように移動させなければいけない決まりがあります。専用のリモコンを使って2本のワイヤーを行ったり来たりさせることで、丸太を重機の方向に持って来たり、丸太を外した状態の滑車を山に戻したりする操作ができます。

171128ブログ①

スイングヤーダを使う現場は弊社では現在ありませんが、代表的な高性能林業機械のひとつ。
「百聞は一見に如かず!!」。今後につながる貴重な経験になりました!!
プロフィール

山師

Author:山師
有限会社天女山は、山梨県北杜市の八ヶ岳南麓を中心に活動する林業事業体です。
森林整備や屋敷木伐採、危険木伐採及び木材に関する事でしたら、何でもご相談下さい。

facebookにも
ページがあります。
こちらのイイねボタンで
天女山ページの更新が
ご自身のフィードに
表示されます。
いいねしていただけると
うれしいです。




最新記事
来訪者
リンク
最新トラックバック
月別アーカイブ
最新コメント
カレンダー
07 | 2018/08 | 09
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR