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森林整備「ショシン ワスルル ベカラズ」

搬出間伐、切捨て間伐、防火線の3つの現場が昨日の県林務の完成検査を経て無事に終了しましたV(^_^)V

今日は少し早めに現場を上がり月一のミーティング。
上記3つの現場に関しての弊社現場代理人からの報告や、日々の作業の中での注意点などを話し合いました。



話がひと段落ついたところで専務から皆への問い。

「森林整備に関して、いま皆さんはどんな気持ちで取り組んでますか?」

唐突な問いに戸惑いながらも各々の「気持ち」を返しました。

ひたすら楽しいと言う人、辛いことや嫌なことがあっても仕上がった現場を見て「ああ、俺はこの仕事がやっぱり好きだ」と感じると言う人、いろいろです。
相対的に1年生は多少近視眼的で、身に付けなきゃいけない事柄が多いことに自分がまだまだ未熟であると感じ、3年目の人は以前は今の1年生と同じように目先の覚えなくてはいけないことに囚われていたが、最近は少し立ち位置が変わり、仕事全体を俯瞰してみようという余裕が出てきたという。
また3年もやれば一通りのことは解るだろうと思っていたが、今現在は「これは一生かかるかもしれない…」と感じている人も。

最初の問いから、寄り添ったり、離れたりして、環境問題の中での林業の役割という少し大きめの話まで行きながらも、それぞれがどう考えながら今の仕事「森林整備」に取り組んでいるのか?その問いへの答えを聞くと、皆の志向性に大きな乖離はないようだった。



「百年の計」という言葉があるが、林業は植栽から皆伐まで60~80年の長期的な企てだ。自分の行なった作業の行く末を見届けられないことも多い。
30年間しっかり山を手入れしてきて31年目で台無しにしてしまうことだってあり得る。
だから次の世代の担い手が前任者の仕事に対して敬意を持って引き継ぐことは、とても大事なことだと感じるし、そう感じてもらえる仕事をしなくてはいけないと思う。

なぜ「森林整備に関して、いま皆さんはどんな気持ちで取り組んでますか?」という問いを発したのか?それは最近、仕事の方向性を見失っているんじゃないか…と感じさせる人も居て、皆の気持ちを確認してみたかったからだと言う。

会社の利益を優先しようという頑張りが逆の結果を生むこともある。
好きでやっていても、技術がなかなか身に付いて来ない場合もある。
うまく行かないと、この仕事に就いた当初の気持ちを見失いがちだ。



山を良くする。それは壮大なスケールの話で、ある種の夢物語かもしれない。
利益が出なければ会社は存続し得ない。
しかし…である。

「利益は二の次、山を良くすることが第一義的なこと」

代々、山仕事を生業にしてきた人たちの山への「想い」を知る思いがした。
しかし、こう言い切るのは勇気の要ることだ。
もちろん、これは凹みがちになっていた社員への「元気出せよ!」というエールの意味合いも大きいと思う。
でも、それを真に受けて、こんな天女山で林業に携わることを楽しみたいと思う。

「ショシン ワスルル ベカラズ」
蓋し名言だ。
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プロフィール

山師

Author:山師
有限会社天女山は、山梨県北杜市の八ヶ岳南麓を中心に活動する林業事業体です。
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