モニュメント

大型連休合間の今日は、引き続き、JR小海線甲斐大泉駅下の現場で搬出間伐作業をしました。
八ケ岳南麓は全国的な観光地だけに、現場付近の道路を行き交う県外ナンバーの車や散策客の姿も目立ち、安全確保に一層注意しながらの伐倒作業となりました。行楽日和にふさわしい好天で、お昼休みは国内第二位の標高を誇る北岳を眼前にした好展望の場所でお弁当を広げました。

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夕刻、作業のベースとなる弊社の土場に帰ると、入り口には過去に弊社が伐採したトチの大木で造られた巨大なモニュメントの姿が!土場の整理を担当していた先輩たちが、大木の洞(うろ)を生かして遊び心あふれる作品を造ったのでした。

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フェンスの中から外の道路に向けて何かを訴えているような表情。安全作業を呼び掛けているようにも見えます。
今日も事故なく作業を終えられたことに感謝しながら、「トチの木大王」に見守れて家路につきました。
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チェーンソー講習

搬出間伐を連日続けている北杜市大泉町の現場では、昨日から道路下の沢沿いに現場を移りました。
民家や電線から離れており、伐倒の経験を積むには最適の場所です。

写真は近接する木々の幹や枝が立て込み、他の木々に掛からないように伐倒するのが難しい場所に生えたアカマツの伐倒を実演するK部長。安定した姿勢、そして針の穴を通すように狙った場所に正確に倒す技術はさすがの一言です。このほかに危険な「掛かり木」を絶妙なチェーンソーワークで処理する技術も。切り株付近に舐めるように慎重にチェーンソーを入れていき、幹を少しずつ転がしながら掛かり木を外します。

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伐倒、枝払い、造材ともに一朝一夕には上達しない技術ですが、針葉樹と広葉樹が混在し、経験を積むには最適となるこの現場で基本をしっかり身に付けたいと思います。



山の恵み

例年になく暖かい今年の八ケ岳南麓は、春が駆け足で過ぎ、すでに新緑の時期を迎えています。
山では山菜たちが本格的に顔を出しています。

今日は休業日だったので、小淵沢の自宅近くを流れる小さな沢を初めて本格的に探検。

葉ワサビ▼
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ニリンソウ▼
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このほかに細めのヤマウドやタラの芽、ノビルなどを見つけました。特に葉ワサビとニリンソウは大群落を形成。来年のことを考えて採りすぎないようにして有り難くお土産に持ち帰りました。ニリンソウは猛毒のトリカブトと葉が似ているので採取には十分な注意が必要です。この沢、地元ではマムシが多いと言われていますが幸い、今回は一度も遭遇せずに済みました。

天女山には樹木のほかに山菜やキノコも詳しい先輩がたくさんいます。「木を見て森を見ず」にならないよう、いろいろな山の恵みに対する好奇心も忘れずに、山仕事を続けていきたいと思います。

チェーンソー講習

立木の伐倒にはさまざまな技術があり、私を含む天女山の新入社員2人は勉強の毎日です。
現在、弊社が手掛けている北杜市大泉町の搬出間伐現場は一部が別荘地や道路、電線に隣接するため、伐倒した木が
誤った方向に倒れないように細心の注意が求められます。

写真は「矢」と呼ばれるくさびを幹に設けた「追い口」に打ち込み、別荘地の方向に木が倒れないように木の傾きを調整した昨日の作業の様子です。写真には写っていませんが、実際には幹の中段の位置をさらに重機で押さえており、誤った方向に木が倒れないように多重のバックアップを施しています。こうした難しい伐倒は先輩が引き受けます。

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今日は雨天のため、現場作業をストップさせ、新入社員は午前中、先輩から「矢」の使い方を含めたチェーンソー技術の講義を受けました。伐倒の基本や応用に加え、効率的な枝払いや重心が傾いた木の安全な処理、玉切り(造材)まで、日々の現場作業の中で疑問に思う点や初めて教わる技術について説明を受け、盛りだくさんの内容でした。

明日は再び好天の予報。再開する現場作業の中でこうした技術を実践し、しっかりと自分のものにしていきたいと思います。


駆け足の春

全国的に暖かい今年の春。
八ケ岳南麓も例年より気温が高い日が多く、さらに今冬は冬場の降雪量が少なかったことから、八ケ岳や南アルプス方面の山で々は雪解けが急速に進み、黒い地肌が急速に広がっています。写真はJR小海線甲斐大泉駅近くの搬出間伐現場から
臨む甲斐駒ケ岳(中央)など南アルプスの山々。
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搬出間伐現場周辺では山菜のコゴミも生えていますが、すでに葉がだいぶ開いてしまっています。タラの芽は少しずつ芽吹き始めている状況。ブヨやスズメバチといった昆虫たちの活動も今年は早そうです。
季節の急速な変化に戸惑いもありますが、今週も安全第一で作業を進めたいと思います。


一刀両断

先週に引き続き、今日も北杜市大泉町のJR小海線甲斐大泉駅近くの地元財産区の山で搬出間伐作業をしました。
写真は普段、重機操作を受け持つベテランの先輩が見せてくれたチェーンソーによる藪払いのデモンストレーション。

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太い木や細い木が混み合っていますが、まるで居合のように流れるような動きで次々と切り落としていきます。チェーンソーのアクセルワークはリズミカル。写真では分かりにくいですが、ひざや腰の入れ方もなかなか真似できません。

丸太の枝払いや雑木の藪払いは上手な人の動きを見ていると、無駄のない流れるような動きで一種のスポーツのようであり、
またリズミカルで楽器の演奏のようでもあります。

「チェーンソー作業を仕事と思っちゃだめだよ。ライフワークとして自分をどこまで高められるかが大事」。
別の先輩が言った言葉の意味が少し分かった気がしました。

身近な現場

今日の八ケ岳南麓は午前中、霧が立ち込める肌寒い天候でしたが、午後からは太陽が顔を出して20度以上に気温が上がり、
チェーンソーを動かしていると汗が吹き出る初夏を思わせる陽気となりました。寒暖の差が大きく、体が付いていくのが大変です。弊社は今日は3カ所に分かれて作業し、このうち北杜市大泉町のアカマツやカラマツを主体とする搬出間伐の現場ではグラップル2台、フォワーダ1台のほか、丸太搬出用の4トンユニック1台を投入して伐倒と造材、丸太の輸送を行いました。

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▲霧が立ち込める現場での丸太の搬出作業

JR小海線大泉駅の下に広がるこの現場は毎朝通勤時に通っている道路の両脇に広がり、個人的に親しみがある場所。重心が大きく傾き、伐倒に危険が伴う「偏心木」のアカマツもありますが、先輩が「追いづる伐り」と呼ばれる技術で安全に切り倒し、見慣れた森が明るくなっていきます。
新人の私は弊社で主に使っている排気量50ccのハスクバーナ社製のチェーンソーを今日始めて本格的に使いました。これまで使っていた排気量37ccのものと比べると格段に高回転で重量も重く、ついつい伐り過ぎてチェーンソーのバーが何度も木に「食われる」事態に。しっかりとしたチェーンソー技術が身に付いていれば防げるだけに、基本の大切さをあらためて痛感する一日となりました。

「伐り」終了

今日の八ケ岳南麓は好天で絶好の作業日和となりました。約1週間、皆伐作業を続けている北杜市大泉町の民有林では、予定通り今日で「伐り」(立木の伐採)が終わり、ミズナラやスギの大木を中心とした林が見通しのよい広場に変わりました。

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新人の私にとって、中径木以上の太さの木を伐採する初めての現場となりました。一緒に作業をする先輩からいろいろなアドバイスをもらい、伐倒方向の定め方や受け口と平行を保つ追い口伐りなどは以前より改善したと感じましたが、チェーンソーのバーの長さを超える太さの木の伐倒では、きちんとした受け口作りが課題に残りました。しかし伐倒を見守った先輩からこれまで意識が薄かった動作について指摘を受け、上手にできなかった原因に気付きました。
次の現場では絶対もっと上手に伐る…。そう誓いながら日が長くなった現場を後にしました。

来週に向けて…

今日の天女山は三つの班に分かれて作業をしました。このうち連日、皆伐作業を続けている北杜市大泉町の民有林では二抱え以上もある立派なスギの大木3本を2台のチルホール(牽引具)で伐倒しました。先輩が手際よく木の幹に受け口を作り、V字方向にセットした2台のチルホールで木の幹を引きながら、目標とする伐倒方向にじわじわと重心を移動させます。

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写真は伐倒後のスギ。残念ながら洞(うろ)が目立つ木が多く、商品価値としては低い結果となりましたが、伐倒方向と異なる向きに重心が傾いた大径木をチルホールで伐倒する作業は貴重な経験となりました。

さて新人の私にとって今週の課題だった中径木以上の木の伐倒は、きちんとした受け口をなかなか作れないまま週末を迎える不本意な結果になってしまいました。「点と線」「平行と水平」。先輩から教わったこうしたキーワードをもう一度踏まえて、来週の作業再開に臨みたいと思います。



伐倒

林業という言葉を聞いて、多くの人が思い浮かべるのがチェーンソーで木を切り倒す「伐倒」のシーンだと思います。この伐倒こそが、数多くある林業の作業の中で、最も重要かつ基本的な技能の一つとなります。

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▲手際良くミズナラの伐倒作業を進める先輩

弊社が現在手掛けている現場のうち、北杜市大泉町の民有林では連日、ミズナラなどの広葉樹を中心とする伐倒が続けられています。新人の私は直径40~50センチほどの太めの広葉樹の伐倒は初めてで、木の幹にチェーンソーを入れて作る「受け口」や「追い口」、それにちょうつがいの役割を担う「つる」がなかなか正しい向きや形になりません。一本の木でうまくいったと思っても、その後に別の木を切ると受け口などの形が乱れてしまい、先輩から厳しい注意の言葉とともにアドバイスが飛ばされます。「とにかく数をこなして体で覚えるしかない。彫刻を仕上げる気持ちでチェーンソーの刃を入れるんだ」

今回の現場の場合、伐採時は重機で木の幹を押さえているとはいえ、重さが数トンに達する木が予定外の方向に倒れ始めると、重機でも制御不能となり、大きな危険を招きます。チェーンソーの刃の入れ方のわずかな違いが命取りとなりかねません。

どうしたら上手に切れるようになるか…。修行の毎日です。

新年度ミーティング

今日の八ケ岳南麓は午前中、雨が降る予報だったため、弊社では現場作業を控えてミーティングをしました。
テーマは4月に新たに入社した新入社員の自己紹介や新年度の事業方針の確認などです。

1月に入社した私にとって、ほぼ同期の仲間ができました。同期というのは先輩や後輩とも異なる唯一無二の
存在。互いに切磋琢磨しつつ、日々の悩みや仕事の楽しさを相談、共有していきたいです。
新年度の事業方針では地域の山を守る森林整備を続けるとともに、搬出した丸太の安定した販路確保を一層強化するほか、社員一丸となった安全管理やコスト管理の徹底、さらなる技能向上などの柱を確認し、各自が目標や課題を報告しました。

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自己紹介ではベテランの先輩が林業の世界に飛び込んだ当時の思いを吐露して盛り上がる場面も。
引き続き食べ放題のしゃぶしゃぶ専門店に移動し、私を含む新人2人の歓迎会を開いていただきました。
仕事を忘れ、にぎやかに鍋を囲みながら各テーブルともにお代わりを繰り返して良質のたんぱく質を十分に補給し、明日から再開する現場作業に向けた英気をしっかりと養いました。
プロフィール

山師

Author:山師
有限会社天女山は、山梨県北杜市の八ヶ岳南麓を中心に活動する林業事業体です。
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