山の恵み

北杜市須玉町のヒノキ苗植林地の下刈り現場は、今日は雨模様で梅雨寒の天候となりました。しかし炎天下の作業と比べれば体力の消耗は少なく、雨合羽を着込み、タケニグサや野バラ、実生のアカマツといった草や灌木類を刈り払い機で次々と刈り込みました。苗を植えるための「地ごしらえ」の際に枝などで造られた「棚」の中からはキイチゴが枝を伸ばし、こちらも忘れずに刈り払います。休憩中に陽当たりがよい近くの林縁を見ると、真っ赤に熟したキイチゴの群落を発見。

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食べ放題状態の中、さっそく次々と摘み取って口に運び、ビタミンCを補給しました。種類はキイチゴの一種の「クマイチゴ」でしょうか。つぶつぶとした食感と甘酸っぱさが疲れをしばし癒やしてくれます。
広大なヒノキ苗植林地での下刈りはまだまだ続きます。体力と集中力が求められる作業ですが、山の恵みでリフレッシュしながら早期の計画達成を目指します!
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幼木

北杜市須玉町のヒノキ人工林の下刈り現場では今日も雨が降ったりやんだりするすっきりとしない梅雨空に覆われました。
そんな中、K部長と同期のO、私の3人でつくる天女山の「下刈り部隊」は今日も草刈り機を抱えて現場に繰り出しました。

写真は下草を刈った後のヒノキの幼木です。
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下刈りは幼木をじっくり観察できる貴重な機会。普段、仕事をしていると、梢の先がなくなっていたり、二又になったり、あるいは幹が曲がったりするなどさまざまな樹形の木に出会います。下刈りをしながら幼木を観察すると、成長が早かったり、逆に遅かったり、また何らかの原因で梢の先が失われたりなど、いろいろな樹形を見かけます。成長が悪い幼木は将来、間伐の対象となる可能性が高まります。下刈りを通してさまざまな幼木を見ていると、別の現場を含めて、同じ植林地に成長の度合いがさまざまな木が混在する理由がわかる気がしました。

幼木が成長し、材として利用できるようになるのは40年後や50年後といった将来。林業の時間スケールの長さを実感するとともに、成長が良い木を育てるための下刈りの大切さも実感した一週間となりました。

フォーム

先週から続いている北杜市須玉町のヒノキ県有林での下草刈りは今日で一週間を迎えました。今日は山では雨が本降りとなったかと思うと、青空が見えたり、また強く降ったりするはっきりしない天候に。そんな中でも雨具を着たり脱いだりして仕事を続け、昨日に引き続き安全確実かつ効率よく刈り払えるポイントを考えながらの作業となりました。

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先輩たちから教えてもらいながら何となく分かってきたのは①ある程度腰を落として刈る②前後の足や腰の動きも効果的に活用する③すでに刈り終えたラインと次に刈るラインの境目に「刈り残し」が存在しやすいので注意する④刈り払い機を体に固定するためのストラップを最適な位置に調整する…などです。特に①と②について身に付けるにはスポーツのような感覚でフォームを意識することが大切ということも分かりました。

今回の下草刈りの対象となる面積は6ヘクタール。体力と集中力の両面で持久力が求められる比較地味な作業ですが、スポーツ感覚や筋トレの意識を取り入れるなどしてモチベーションを高めながら早期の全面積終了にこぎ着けたいと思います!




「山仕事」

「林業」と聞くと山の中で行う仕事が一般的にイメージされると思いますが、弊社では近年、クレーン車など重機を使う別荘地などでの特殊伐採にも力を入れており、人里近くでの仕事も大きく増えています。そんな中で今週後半から始まった北杜市須玉町のヒノキ県有林での下刈り作業は、新人の私にとって久しぶりの「山の中」での仕事となりました。

写真は作業開始二日目の昨日の作業風景。朝から立ち込めた霧が晴れ、稜線を見渡せる気持ちの良い梅雨の晴れ間が広がりました。しかし照り付ける日差しの下での下刈り作業は想像以上に重労働。足場が悪い急傾斜地に植えられた背丈の低いヒノキ苗の周りに生えた雑草や潅木を、苗の誤伐に注意しながらできるだけ低く刈り払う作業は集中力も要求されます。大きなスズメバチにさっそく付きまとわれ、冷や汗をかく場面もありました。

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下刈りはチェーンソーや重機などは登場しない比較的地味な仕事ですが、森林の再生に向け、林業では重要なウエイトを占めています。来週も蒸し暑い天候が続きそうですが、「刈り高」「誤伐」「作業スピード」の3点に留意しながら、気合を入れて刈り込んでいきたいと思います!

下草刈り

今日から北杜市須玉町のヒノキの県有林で毎年恒例の下草刈りがスタートしました。弊社が一昨年植林した場所で、広さは約6ヘクタール。見渡す限りの広大な面積です。この場所の下草を3人で20日ほどかけて刈っていく計画です。メンバーはリーダーのK部長と私を含む新人2人。

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初日の今日はあいにくの雨模様でしたが、K部長の指示で境界確認をしたり、刈り払い機の基本的な使い方などを教わったりしました。梅雨時期や夏場に行う下草刈りは、林業の作業の中でも肉体的にかなりきつい仕事と言われているようです。
刈り払い機を使うのがほとんど初めての私にとっては戦々恐々ですが、広大な面積を見て逆にやる気もわきました!

しばらくは日中の暑さを避けるため、早朝に出勤して午後は早めに作業を切り上げる勤務体制となります。
明日から本格的に始まる下草刈りの様子は当ブログで随時アップしていきたいと思います!

ミーティング

今日の八ケ岳南麓は、朝からこの時期らしい雨模様の天候となりました。このため弊社では現場作業を休止し、本年度2回目の全体ミーティングを開きました。主なテーマは弊社が毎年参加している東京都目黒区内の小学生を対象とした間伐体験会の今後の運営方法の提案、労災事故防止に向けた心構え、本年度の売上目標の確認などです。

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このうち労災事故防止では、弊社ではこれまで労災事故の発生が少ないものの、この流れを維持するために一層の注意と努力が必要だとする意見が多く出ました。「心の隙をつくったときが危ない」「入社半年後くらいで少し慣れてきたころに危ない思いをした」「帰宅後、シャワーを浴びているときに良かった点や悪かった点など一日の作業を振り返っている」など、各自が意見を出し合いました。

明日からは本格的な現場作業が再開します。梅雨明けまですっきりしない天候が続きそうですが、自分の作業工程や動きを一日の終わりに振り返るなど、先輩たちの姿勢を最大限取り入れながら安全第一で作業に臨みたいと思います!

間伐体験

今日は毎年恒例の東京都目黒区の小学生を対象とした間伐体験会に弊社のスタッフが参加しました。場所は北杜市大泉町の天女山付近のカラマツ林。梅雨の晴れ間が広がる中、5年生の児童約60人が参加し、のこぎりを使ったカラマツの伐倒や丸太の玉切りに挑戦しました。オレンジ色のそろいの作業着を身に付けた弊社のスタッフが講師役です。新人の私もサポート役として加わりました。

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都会の子供たちと接するのは久しぶりで、反応が心配でしたが、予想以上に熱心に作業に参加してくれて驚かされました。時間の制約があり残念でしたが、終了間際までのこぎりを手放そうとしない子供が多く、IT化の時代にあっても、昔と同様に手作業や手道具が好きな子供が多いことを実感してうれしくなりました。質問の時間では10人近くが手を挙げ、「毎日切っても木はなくならないの?」「伐った木が自分の方に倒れてくることはない?」など、たくさんの素朴な疑問を寄せてくれました。

都会で暮らす子供たちにとって、今回、森の中で過ごした時間はほんのわずか。しかし森や自然があって今の生活が成り立っているイメージを少しでも抱いてくれたらいいなと思いながら、すっかり緑が濃くなったカラマツ林を後にしました。

ハチ検査

今日の午前中、私を含む新人2人はハチに刺された際の抗体を調べるため、北杜市内の病院で採血検査を受けました。林業従事者はハチに刺される被害が多く、特にスズメバチやアシナガバチなどではショック症状が出て危険な場合もあるようです。今回はこの2種類のハチのほか、最も一般的なミツバチを加えた3種類について検査を受けました。



梅雨入りして虫たちの活動が活発になる季節。山での下草刈りの仕事も近く始まり、危険なハチに遭遇する場面が増えそうです。今後、郵送されてくる検査結果が気になりますが、ハチたちを無用に刺激しないように山で作業をしていきたいと思います!

開講式

今日は林業の世界に飛び込んだ未経験者が研修を受ける「緑の雇用制度」の1年目の開講式が山梨県中央市で開かれました。本年度、県内では女性3人を含む14人が受講し、森林調査や徐間伐といった基本技術の習得に加え、玉掛け作業や小型移動式クレーンの操作に必要な資格を半年間の講習を通して取得します。受講生の年齢は20~40代です。

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自己紹介では「別の仕事をしていたが、太い木を伐る職人の姿を見てかっこよくて憧れた」「女性なので体力面で男性より劣るため、重機操作を中心に頑張りたい」などと各自が林業に就業した動機や目標を語りました。引き続き県内の林業会社社長の講演があり、「どんなひとでも必ず得意分野がある。仕事の上で好きなことや得意なことをまずは見つけてほしい」とエールを送ってくれました。

これから11月まで毎月2~3日程度、講座が開講します。その間は現場作業から離れることになりますが、知識や技術を体系的に身につける場として有意義に受講したいと思います!


バケットチェンジ

今日の八ケ岳南麓は昨日に引き続き晴天に恵まれ、日差しは強いものの湿度は低く、木陰に入ると爽やかな風が吹き抜ける絶好の作業日和となりました。
今日は昨日まで風倒木の処理作業や枯損木の伐倒などを行った北杜市長坂町の民有地の現場で、仕上げや撤収作業をしました。写真は道路際の斜面の法面を整地するため、重機のアームの先に通常取り付けている手のような形の「グラップル」を、ショベル形の「バケット」に交換する「バケットチェンジ」の様子です。

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グラップルを動かすための作動油が循環する5本のホースを取り外してふたを取り付け、グラップル自体をアームの先から外した後、アームの先にバケットを取り付け、2本の頑丈なシャフトを通して固定します。バケットの穴にシャフトを通すためにはアームの微妙な位置調整が必要で、先輩の絶妙な重機操作で無事交換が完了しました!

バケットチェンジはさまざまな工具を使い、手がグリスやオイルまみれになるなかなか大変な作業。しかし林業には欠かせなない技術です。自分ひとりでも確実にできるようにしっかり覚えたいと思います!
プロフィール

山師

Author:山師
有限会社天女山は、山梨県北杜市の八ヶ岳南麓を中心に活動する林業事業体です。
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