展望台

季節外れの暖かさと降雨で、まるで梅雨のような天気となった昨日から一転、山梨県北杜市の山間部では今朝は冷え込みが戻り、道路や山肌は夜半に降った雪でうっすらと白く覆われました。

地拵(ぢごしら)えの作業を続けている北杜市須玉町の皆伐地では南アルプス北部の峰々がくっきり。朝方、息を切らして現場に登り着くと、鋸岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳、鳳凰三山など、3000メートル級を含む山々が迎えてくれました。

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まさに南アルプスの展望台と言える眺望で、山仕事冥利を実感するひとときです。北杜市は、この場所に限らず、南アルプスや八ケ岳の景観が素晴らしい場所が多くあり、移住者や観光客をひきつける魅力となっています。

年明けから本格化した地拵えの作業も、広大な面積のうち、今日で大きく分けて三分の二のエリアが終了しました。早いもので明日から2月。引き続き南アルプスの山々に見守られながら、ゴールを目指して頑張りたいと思います!
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手袋

前回、チェーンソーブーツをご紹介しましたが、今回は日々の作業に欠かせない手袋について考えました。
写真下段が最近愛用しているタイプで、手のひらや指先がゴム張りで、グリップ力が増大するほか、内側がフリース地のため、保温性もある商品です。写真上段右の薄手の手袋をインナーとして二重に使うことで、指先の保護性能や保温性、チェーンソー使用時の防振性などが高まると感じています。上段の緑のタイプはシリーズ商品。内側がフリース地になっていない通常タイプで、それほど寒くないときに重宝しています。

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現在続けている「地拵(ぢごしら)え」の作業では、重い丸太を持ち上げたり、急斜面でチェーンソーを動かしたり、地面に杭を打ち込んだりするなど手や指先をハードに使います。以前は皮手袋を使っていましたが、手袋のグリップ性が高いと手が疲れにくく、作業の安全性も高まると思い、最近は写真のようなゴム張り製品に替えました。写真で紹介した組み合わせは今のところ満足できる使用感ですが、指先部分のゴムの消耗が激しいのが悩ましいところ…。何とか指先部分のゴムだけを補修できないか思案中です。

偶然ですが、写真の3点はすべて「ショーワグローブ」の製品。耐久性があり、サイズや使用感なども自分に合っているようです。ちなみにこの記事を書くために調べたところ、厳冬期の北アルプスをスキーで滑る白馬の山岳ガイドもショーワグローブの作業用手袋を愛用しているとのこと。同社製品は価格も手ごろでおススメです!(弊社のスポンサーではありませんが(。-_-。))

いずれにしても手、足、頭など体の末端の保護は大事。安全装備をきちんと使って来週も現場作業を頑張りたいと思います!

足回り

今週は全国的な寒波の影響で厳しい寒さに見舞われ、弊社付近では朝の気温がマイナス10度以下に下がる日も少なくありません。標高1500メートル近い場所で作業をすることもある弊社のスタッフたちは、冬の防寒対策にそれぞれ工夫を凝らしています。
体に身に付ける装備品の中で、最も重要な一つが足回り。この時期は積雪がある現場もあるため、防寒の機能も求められます。
写真は弊社がスタッフに支給しているブーツ。高速回転しているチェーンソーの刃が万一当たっても怪我をしない「チェーンソーブーツ」と呼ばれるタイプで、特殊な繊維が織り込まれています。登山靴のような見かけの通り、足首周りが深く、全体的に硬い作りのため安定感があり、凍り付いた雪の斜面をつま先で蹴り込みながら登るような使い方に適しています。使用開始当初は靴擦れに悩まされましたが、革製のため、履き込むと足になじむようになり、今では手放せません。

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このような頑丈なブーツでも、日々の仕事で酷使するため、数年で寿命が訪れます。チェーンソーブーツはいくつかのメーカーが発売しており、足元を支える最重要装備だけに、新品購入時は耐久性やサイズなどについて真剣な検討がなされます。

明日以降、冷え込みが弱まるようですが、山には凍った斜面や残雪がまだ待ち構えています。頼もしいチェーンソーブーツの出番はまだまだ続きます!

薪割り

弊社では薪の注文を受け付けています。丸太を玉切りにした原木での販売が中心ですが、割って薪に仕上げた完成品の注文も受け付けています。写真は昨日行った1トン分の薪の薪割り風景。

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弊社の仕事全体の中では薪割り作業は少ないだけに、薪割りの経験豊かなY部長にアドバイスを受けながらスタッフがオノを握ります。最も大切なコツは「オノを振り下ろさずに、重さを生かして薪の上に垂直に落下させて割る」とのこと。振り下ろすとオノの刃が足に当たるなどして大けがの原因になります。

部屋全体が暖まり、炎の造形も楽しめる薪ストーブは、身近な自然エネルギーの有効活用策でもあります。八ケ岳南麓では設置する世帯が増えているようです。薪割りも薪ストーブ全体の中の楽しみの中の一つに位置付ければ、苦にならないのかも知れません。弊社では薪ストーブ設置のご相談にも応じていますので、お気軽にお問い合わせください!

棚づくり

週始めの今日は、全国的な寒波の影響で厳しい寒さになりました。標高約1200メートルの弊社周辺では朝方、雪が強く降りしきり、凍える寒さに。予定通り現場作業をできるか心配になる場面もありました。

幸い、雪は降りやみ、北杜市須玉町の県有林では地拵(ごしら)えの作業を順調に進めました。写真は「まくり棒」と呼ばれる木の棒などを使って、伐採と丸太搬出後に残された枝や枯損木などを横一列に並べている光景です。積み重なった枝などの下にまくり棒を差し込み、テコの原理で押し上げながら斜面の上部から下部に転がし、横一列に並べて棚を造ります。

原始的な方法ですが、上手に「まくれる」と、面白いようにきれいに枝などを移動できます。まくり棒には、材質が固くて折れにくく、表面が滑らかなリョウブが最適。今回の現場では、別の現場で伐ったリョウブをわざわざ持参して使いました。

「まくり棒」や「まくる」という言葉は一般的ではありませんが、現場作業の動きを分かりやすく表現しています。地拵えは比較的地味な作業が続きますが、まくり棒の使用を含めた作業全体の動きをさらにスムーズにしていきたいと思います!

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新年会

今日は弊社の新年会が開かれました。会場は北杜市内の焼き肉店。全国的な寒波の影響で市内の山間部は午後にかけて雪が舞う厳しい寒さの中、アツアツの焼き肉と生ビールは最高のごちそう。体を動かす仕事だけに、みな食欲は旺盛で、カルビ、ロース、ホルモンといったお皿が次々と空き、香ばしく焼き上がったお肉が各自の胃袋に収まっていきます。焼き網を囲んで話も弾み、食欲も刺激され、私も大盛りのご飯2杯をあっという間に平らげてしまいました。

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お腹いっぱい食べて、スタッフ同士の親ぼくも深め、しっかりとエネルギーをチャージした新年会。来週も引き続き寒波の影響を受けそうですが、焼き肉パワーでこの冬、そしてこの一年、元気に楽しく仕事をしていきたいと思います!

「棚」

今日は県有林での搬出間伐と地拵(ごしら)え、特殊伐採など4班に分かれて作業をしました。
このうち北杜市須玉町の地拵えの現場には、冬場の繁忙期に毎年助っ人で加わってくれているY氏が参戦。プロスキーヤーらしく協賛メーカーの黄色いスキーウェアを身に付けたY氏を含む計3人で作業をしました。

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朝方からの冷え込みに加えて、日中は強風も加わり、休憩時間には凍える寒さに。しかし作業を再開すると大量の汗をかくので衣類の調整が重要になります。地面が凍っていて苦戦する場面もありましたが、残存木などを集めて等高線に沿って積み上げる「棚」が着々と完成していきました。

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山腹に延々と棚を築く地拵えは、今後の植林や下刈りの礎となる重要な作業です。肉体労働で完成までは長い道のりですが、人海戦術とチームワークで地道に続ければゴールに到達できる、そんな気持ちを抱かせてくれた一日でした。

雪かき

今朝は昨日午後より降り続いた雪のため、北杜市大泉町の弊社周辺では場所によっては15センチほどの積雪になりました。
雪の朝に欠かせないのが土場の除雪。弊社ではホームセンターなどで販売されている大型スコップのほかに、林業会社らしく、重機やエンジン式のブロワーを駆使して効率的に雪かきをします。

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重機を使う際は、車体下部に取り付けられた「排土板(はいどばん)」と呼ばれる大きな「へら」のような板を使って雪を押し出します。強力な風を送り出すブロワーは、ダンプカーのフロントガラスなど主に車回りの雪を吹き飛ばす際の大きな力に。念のため、物置小屋の屋根の雪も落とします。万全の除雪のおかげで、午後からは間伐などの現場作業に向かうことができました。

今週は冷え込みがかなり強まる予報。間伐や地ごしらえなどの各現場では融け残った雪が凍る心配があります。「足元注意!」を一層意識して、安全第一で作業を進めたいと思います!

測量

今朝も厳しい冷え込みとなりましたが、日中は標高が低い場所では寒さが和らぎ、戸外でお弁当を広がられる陽気になりました。
弊社では北杜市内の県有林3カ所で、搬出間伐、獣害防止ネットの設置に向けた測量、地拵(ごしら)えの各作業を3班に分かれて行いました。
写真はこのうちの測量の様子。意外に感じる方もいるかもしれませんが、林業では測量の仕事が欠かせません。作業を実施する境界を山の中で確認したり、伐採した丸太を運び出すための作業道を山の中に造る際も、事前に測量が必要になります。

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写真のように専用のコンパスを三脚に取り付け、南北方向と目標物との角度差などを読み取るほか、起点と目標物間の距離をメジャーで測って記録します。この記録データをパソコンに入力し、専用ソフトで処理すると、測量図が完成します。

測量自体は基本的には二人一組で動き、地道で正確さを求められる作業。今日は現場の南側に甲斐駒ケ岳など南アルプスの山々が屏風のようにそびえたつ絶好のロケーションに恵まれました。

明日は北杜市内では午後から雪の予報で、来週は一段と寒さが厳しくなりそう。林業は現場仕事ゆえ、天候に左右されます。天候の変化や凍結による滑落などに十分注意しながら、安全確実に作業を進めていきたいと思います!

仕事初め

弊社では本日が仕事初めとなりました。旧年中は暖かかった今冬ですが、今日はこの時季らしい冷え込みとなり、気持ちが引き締まります。今日は現場作業は休工とし、会社の運営方針などを話し合う年初のミーティングをしました。

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事務所では、自家製餅が入った手製のおしるこやミカンなどが振るまわれ、新年らしいにぎやかしい雰囲気に。午後からは各自が専用シートに今年の目標を書き込み、発表して内容を共有する時間が設けられました。ベテラン、中堅、新人とそれぞれ目標は異なりますが、スキルアップと業務の拡大、安全と効率の両立などの観点では共通します。短期、中期、長期と達成目標時期は異なり、実現可能性もさまざまですが、まずは、各自の目標や新しい提案をスタッフ同士で共有できたことが第一歩だと思います。
明日からは現場作業が再開します。当ブログも随時更新していきますので、この一年もどうぞご愛読をよろしくお願いいたします!!


プロフィール

山師

Author:山師
有限会社天女山は、山梨県北杜市の八ヶ岳南麓を中心に活動する林業事業体です。
森林整備や屋敷木伐採、危険木伐採及び木材に関する事でしたら、何でもご相談下さい。

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