もうひと踏ん張り

気が付けば2月も下旬に入り、寒さ厳しい冬の終わりが見えてきました。年明けから本格的に始めた北杜市須玉町の地拵(ごしら)えの現場では、約3ヘクタールの対象面積のうちの大半が完了、残るは4分の1ほどになりました。

170221ブログ

写真では分かりにくいですが、人力で杭を打って林地残材を寄せ集めた「棚」が斜面の上部まで延々と続いています。「グーグルアースで見ればきっと分かるよね」。そんな会話も聞こえるようになりました。

今回造った棚にはカラマツなど針葉樹の苗が植えられる見通しです。「ひとの力で棚を造って植林する」。高性能林業機械が普及する一方で、急斜面での棚造りや植林は、いまのところ、ひとの手で行うのが最も効率的で安全ではないでしょうか。「人間の力だって捨てたもんじゃない」。そう実感しながら現場に立つ今日このごろです。
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事件!?

今朝は標高840メートルの我が家では氷点下に気温が下がった一方で、1240メートルの弊社ではプラス気温になるという不思議な現象が起きました。昼ころからは季節外れの大粒の雨が降り始めたため、地拵(ごしら)えの作業を休止して北杜市須玉町の現場を撤収、同市大泉町の間伐現場に移動して間伐作業に入りました。伐倒は久しぶりで、追い口切りの深さや切り口断面の平行の保持といったいくつかのポイントで、自分なりの課題が残る間伐作業になりました。

170217ブログ

さて写真は作業後に現場付近の雪の上に現れた人型。右手にチェーンソー、左手にフェリングレバー(木回し)を持っています。
日々の現場作業は楽ではありませんが、こうした遊び心を欠かさないのが弊社スタッフたちの持ち味です(^-^)/

車両系林業機械

今日は昨日に続く二日間の日程で、車両系林業機械の特別教育を受講しました。車両系林業機械には、丸太を積み込んで林内を走る「フォワーダ」(写真)や、丸太をつかむための可動式のつめが付いた「木材グラップル」などが該当します。

170214ブログ

山梨県南アルプス市の講習会場には県内の林業新規就業者15人が集まり、フォワーダと木材グラップルの操作の基本を実技を交えて学びました。私を含めて多くの参加者から上がったのが「面白い。もっと練習したい!」との声。レバーやボタン操作で丸太をつかんで目的の場所に積み降ろしする作業が、「UFOキャッチャーに似ている」との感想もありました。ただ操作ミスは大きな事故を招く可能性があるだけに、集中力と緊張感が欠かせません。

安全で効率的な重機操作には経験と慣れが必要。今回は人数の都合上、短時間しか運転できませんでしたが、今後の現場作業で少しずつ習熟していきたいと思います!

下刈り

今日は昨日に引き続き、北杜市明野町の最終処分場敷地内で、道路脇の斜面の下刈りをしました。積雪が心配でしたが、問題なく刈れる状態でひと安心。昨日は降雪に伴う気圧変化や低温のためか、刈払機のエンジンの回転が一定しませんでしたが、今日は調子が戻り、夕方までに無事作業を終えることができました。



明野町は地形的に開けているため、全国的にも日照時間が多い地域として知られ、処分場敷地内からも写真のように、新雪をかぶった南アルプスの山々が広々と見渡せました。

暦の上では立春を過ぎましたが八ケ岳山麓はまだまだ冬。来週からは再び地拵えの仕事が再開しますが、厳しい自然と向き合いながらの作業が続きそうです。

マホービン

今日の北杜市は終日、雪が降りました。積雪は気温が下がる夕方前から一気に増え始め、標高1200メートル超の弊社周辺では午後5時時点で、多いところで15センチほどの積雪となりました。

こうした寒い日の現場作業に欠かせないのが魔法瓶。普段、コンビニや職場の給湯室などから離れた山や森の中で仕事をしているため、飲み物やお弁当などは各自が用意して現場に向かいます。このときに写真のような魔法瓶が活躍します。

170209ブログ

個人的に使っているのは、右から「スープジャー」などと呼ばれる広口の魔法瓶。これに温かいレモンティーなどを入れ、通勤中の車内などで飲んで体を温めます。真ん中は軽量タイプのコップ付き魔法瓶で、普段は砂糖やミルクなどを入れないストレートの紅茶を詰めて、休憩中などに少しずつ飲みながら暖を取ります。左も小型の魔法瓶で、こちらには朝、大さじ一杯のみそと熱湯を入れ、昼食時にみそ汁として飲むのが定番になりました。寒い山の中でアツアツのみそ汁を口にするのは至福のひとときです。

飲み物の持参方法はスタッフごとに異なり、大型の魔法瓶に熱湯をたっぷり詰めて、さまざまな用途に使うひと。わたしのように小型の魔法瓶をいくつか組み合わせて使うひとなどさまざま。それぞれ自分に一番ぴったりな方法を工夫していて、まさに十人十色と言えそうです!





頭部保護

当ブログではこれまで手袋やチェーンソーブーツを取り上げましたが、今回は最も大切な安全装備となるヘルメットをご紹介します。

170209ブログ

林業で使うヘルメットの大きな特徴はイヤマフ(防音用の耳当て)と飛来物から目を守るバイザーが付いている点。弊社で主に使うチェーンソーの排気量は50ccで原付バイク並みのサイズのため、エンジン音は大きく、聴覚障害防止の観点でイヤマフ装着は欠かせません。金属製のメッシュ素材で作られたバイザーは小石や小枝といった飛来物から目を保護するための装備で、刈り払い機を使う下刈り作業でも欠かせません。

写真は一年ほど前に会社から支給されたヘルメット。紫外線の影響で色があせ、メーカー名のシールもはがれましたが、さまざまな現場作業に欠かせない装備です。「転ばぬ先の杖」。チェーンンソーを使って自宅で薪作りなどの作業をするひとも多いと思いますが、専用ヘルメットの着用をおススメします!!

出演決定!!

170107ブログ

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「特別教育」

今日は私を含む新人2人は、小型車両系建設機械の特別教育の実技を受講しました。会場は山梨県南アルプス市に設けられた重機メーカーの教習センター。小型車両系建設機械とは、写真のようなホイールローダーやバックホウ(パワーシャベル)のうち、重量3トン未満のタイプが該当します。

170203ブログ

林業現場では、ホイールローダーは林道の除雪、バックホーは作業道の開設や抜根などに主に使われます。バックホーの先端部分のバケット(ショベル部分)を、可動式のつめのような形に替えて、丸太をつかめるようにした「グラップル」も日々の作業に欠かせません。

今日は強風の中、屋外会場でホイールローダーとバックホーの運転を練習しました。両方とも普段、街中の工事現場などでも見かけ、土木工事に欠かせない重機だけに、実際に自分で運転すると新鮮な感覚で面白く感じました。

どちらもスムーズで安全な運転には慣れと経験が必要。今回は受講者数が多いため、短時間しか運転できませんでしたが、今後の現場作業でさらに経験を積み、重機操作に慣れていきたいと思います!
プロフィール

山師

Author:山師
有限会社天女山は、山梨県北杜市の八ヶ岳南麓を中心に活動する林業事業体です。
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