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冬支度

北海道では初雪の便りも聞かれる中、標高1200メートル超の弊社では先日、スタッフの休憩室に石油ストーブを出しました。冬場は休憩室に置いた靴が凍り付くことも珍しくなく、一台の石油ストーブは装備品だけでなく、スタッフの身も心も温める欠かせない存在になります。

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しかし驚くべきことに、休憩室より標高がわずかに高い場所(標高約1300メートル)に自宅を構える弊社社長は、すでに9月上旬に石油ストーブを今季初使用したとのこと。その日はたまたま朝の冷え込みが厳しかったようです。9月上旬といえば、東京などではまだまだ残暑が厳しい季節。高標高地の気温の違いを物語るエピソードといえそうです(^^)

かくいう私も昨晩、自宅で冬用のルームソックスを引っ張り出してきて履き始めました(^^)気温の変化が大きい季節ですが、「頭寒足熱」を実行して体調管理に臨みたいと思います!
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障壁

少しずつ秋の気配が感じられる季節を迎える中、弊社は北杜市大泉町のカラマツ人工林で、搬出間伐の実施に向けた作業道の開設を進めています。今回の現場は一部が沢沿いにあり、写真のように急斜面を横切る場所も。こうした場所では完成後に丸太を満載した運搬用の重機が通ると、路肩が崩壊して大事故を招く恐れがあるため、ベテランスタッフが念入りに作業を進めています。

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八ケ岳山麓は「黒ボク」などと呼ばれる土が多く、雨などで水分を含むと底なし沼のようにぬかるみ、深いわだちができて路肩などが非常に弱くなる問題があります。このため道づくりの作業では、黒ボクの下層に堆積する比較的安定した土質の「赤土」を掘り出し、表面に敷くなどの工夫が求められます。さらに八ケ岳山麓一帯は地中に巨石が埋まっていることも多く、ルート上にあるこうした障害物も重機で時間を掛けて取り除く必要があります。

さまざまな困難を乗り越えながら、作業道づくりは今日も続きます!!

秋の気配

9月も下旬を迎え、八ケ岳山麓では秋の足音が少しずつ聴こえ始めています。
写真は標高1200メートル程の間伐予定箇所で見つけたモミジの仲間。一部の葉が色づき、一足早い秋の訪れを感じさせてくれます。このほかに、カラマツの木に巻き付くツタウルシも一部が紅葉の兆しを見せ始めています。

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「天高く馬肥ゆる秋」という故事がありますが、空気が澄み、主峰の赤岳などがすっきりと見渡せる八ケ岳山麓の秋は、一年で最もさわやかな季節。このごろは朝晩は屋外では肌寒さを感じるようになりました。

とはいえ日中はチェーンソー作業をしていると、汗びっしょりになるほど暑く、昼夜の寒暖差が大きい日が目立ちます。
季節の変わり目は体調を崩しやすいだけに、十分な睡眠時間の確保など体調管理に一層注意したいと思います!

自然破壊!?

4月から続いていたカラマツ人工林の搬出間伐がこのほど無事完了し、新たに西側の別のエリアのカラマツ人工林で同様の搬出間伐がスタートしました。とは言ってもすぐに間伐作業に入ることはできず、まずは今後伐採する木を重機で運び出したりするための作業道を林内に網の目のように設けます。

作業道開設は重機を操作するオペレーターと、チェーンソーを持つ作業者との二人三脚の作業。チェーンソー作業者は、作業道の予定ルート上にある木を伐る「先行伐採」を行い、オペレーターは、伐られた木の切り株や地中にある石などを重機で取り除きながら少しずつ道を仕上げていきます。

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重機で木々をなぎ倒しながら進むように映る作業道づくりは、一見すると自然破壊のようにも見えますが、作業道は未舗装の簡易な道。道幅も最小限で、数年もすると木々や草が生えて周囲の景観と一体化します。何よりも間伐などの森林管理や木材生産に欠かせません。

作業中の弊社のスタッフや重機を見かけたら、温かい目で見守っていただけると幸いです^_^;

高性能林業機械

林業では近年、機械化が進んでいます。伐倒や造材、丸太の積み込みや運搬などを担う重機は高性能林業機械と呼ばれ、弊社の現場でも欠かせない存在になっています。

山梨県森林総合研究所(富士川町)でこのほど開かれた林業新規就業者向けの研修会では、こうした高性能林業機械の乗車体験がありました。ウインチやワイヤーを使って山の斜面から丸太を引き出す「スイングヤーダ」、丸太の枝払いや玉切りをこなす「ハーベスタ」、続いて「グラップル」という重機を使って玉切りされた丸太を運搬用の「フォワーダ」に積み込む一連の流れについて説明を受けました。

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作業のスタートに位置するスイングヤーダは2本のワイヤーを林内に張り、ワイヤーの上に搬器(はんき)と呼ばれるフック付きの滑車を移動させて丸太を移動させるシステム。実際に目にするのは初めてで、リモコン操作で動く搬器に便利さを実感しました。

これらの重機やシステムは一度説明を受けただけでは使いこなせませんが、百聞を一見にしかず。今後の現場作業に向けて勉強になった研修でした!




新車購入!

弊社の作業・営業用車両に新たな仲間が加わりました。ブラックの日産エクストレイル。乗りやすさや悪路での走破性、積載能力などのバランスが高次元で整った林業向けの車です。

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中古で年式が古いですが、走行距離が少なく車両状態は良好。スタッフの間でも人気抜群で、エクストレイルに乗って現場に行くと心なしくかぜいたくな気持ちになります(^^)

弊社のエクストレイルはガソリンのATタイプ。最近、自分でもプライベートでディーゼル、MTタイプのエクストレイルに乗り換えたので、乗り比べると両者の相違点が見つかってまた新鮮です(^-^)

広い荷室や汚れを落としやすいシートなど実用装備満載のエクストレイル。これからの現場での活躍に期待が懸かります!!

ハチ抗体検査

林業ではアシナガバチやスズメバチなどによる作業中のハチ刺され被害が多く、弊社スタッフも毎年必ず何人かが刺されています。これらのハチは通常、ヒトの近くを飛び回っていても、刺すことはあまりありません。しかし林業の場合、刈り払い機を使って植林地などの下刈りをしているときに、巣の存在に気付かずに近くで機械を動かしてしまうことがあり、そうした場合は怒ったハチたちが攻撃をしてきます。

弊社スタッフは毎年、ハチ毒の抗体検査を医療機関で受けており、今年もこのほど受診してきました。ハチに刺された場合のショック症状の有無など、各人の体質ごとに異なる抗体を調べてもらうことができます。検査結果が陽性の場合は、激しいショック症状が出た時に使う救命用の注射器具「エビペン」を持参するなどの対応を取ります。

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わたしも昨年、3回ほどアシナガバチに刺されました。秋に向けてまだまだハチの活動が活発な季節。八ケ岳山麓に伸びる防火線の草刈りなど、刈り払い機を使う機会が秋に向けて控えるだけに、これから届く検査結果を安全作業に生かしたいと思います!

搬出

北杜市大泉町のカラマツ人工林で行っている丸太の搬出作業がいよいよ終盤を迎えています。連日、重機やトラックなど6台程度をフル回転させ、森の中から運び出した丸太を木材市場に運ぶ作業を続けています。
写真は丸太をダンプの荷台に積み込んでいる場面。

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簡単そうに見えますが、すぐ横には交通量が多い道路があったり、道路沿いに電線が通っていたりするため、重機で長さ4メートルの丸太を大量に扱うには神経を使う場所です。弊社のベテランスタッフによると「こうした場所で上手に積めるようになるには3年くらいはかかる」とのこと。重機を体の一部のように操作できる経験と技術が求められます。新人の私は重機操作を見ているだけですが、重機に付いている丸太をつかむためのグラップル部分の動かし方など勉強になる部分が多くあります。

9月に入り、朝晩はすっかり涼しくなってきた八ケ岳地方。薄暗くなる夕刻まで作業は続きます。

パズル

山梨県内で林業に新規就業した人を対象とする全体研修がこのほど富士川町で開かれました。テーマは「造材」。
造材とは、間伐や皆伐などで伐倒した木から任意の長さや太さの丸太を伐り出す作業で、製品としての丸太に仕上げるための重要な仕事になります。今回の研修ではヒノキを使い、伐倒から採寸、玉切りまでの工程を教わりました。

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丸太の市場価格は長さや太さ、樹種などによって異なり、さらに価格自体も日々の相場で変動します。住宅の通し柱などに使われるヒノキの場合は6メートル材が最も高価格で、3メートル材が続きます。少しでも曲がりがあると「小曲がり」として半値近くになるなどさまざまな制約があり、木のどの部分を使ってどんな丸太を伐り出すかは、まるでパズルのような感覚です。

弊社が主に取り扱っているカラマツは主に合板などに使われるため、造材作業はヒノキほどシビアではありませんが、造材の成否が会社の利益に大きくかかわる場合もあります。上手な造材は一朝一夕にできるものではありませんが、木を見る確かな目を養っていきたいと思います!

伐倒体験

弊社は毎年、東京都目黒区の各小学校の小学生を対象にした間伐体験のお手伝いをしています。9月は例年、開催日が多く、先日も5年生約70人が北杜市小淵沢町の森を訪れてくれました。

七つの班に分かれた間伐体験では、各班ごとに一本の木をのこぎりを使って伐り倒します。
クライマックスは木が倒れる瞬間。今回、私が担当した班は枝が四方に広く張り出した広葉樹が対象で、スローモーションのようにゆっくりと木が倒れていく光景に、子供たちは「おおー!!」と歓声を上げてくれました。

写真はお土産用に、伐倒した木をのこぎりで玉切りしている光景です。

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子供たちを対象とする林業体験では、樹高がそれほど高くない中小径木を選びますが、それでも大勢の子供たちが参加するだけに、安全管理には普段以上に気を使います。神経を使う場面も多いですが、子供たちの笑顔を糧に、これからも続けていきたいと思います!
プロフィール

山師

Author:山師
有限会社天女山は、山梨県北杜市の八ヶ岳南麓を中心に活動する林業事業体です。
森林整備や屋敷木伐採、危険木伐採及び木材に関する事でしたら、何でもご相談下さい。

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