FC2ブログ

スッキリ!

弊社の夏の風物詩が植林地の下刈りだとすれば、秋の風物詩は、八ケ岳山麓に設けられた防火線の下刈りでしょうか。どちらも風物詩というには、ハードな作業ですが^_^;

171030ブログ②

↑↓2枚の写真は「天女山道上(みちうえ)」と呼ばれるエリアでの下刈りの様子。カラマツ林の中に延々と切り開かれた防火線の中に、丈の長いススキなどが生い茂っています。空気が乾燥した冬場に万一、山火事が起きた際、延焼を防ぐ目的で、これらの下草を刈り取ります。

171030ブログ①

刈り取った後は下の写真のようにスッキリ!実際はさらにこの後、刈り取った草を寄せ集めて防火線の区域外に移動させる作業も加わります。1箇所の防火線の面積は、スキー場のロングコースのゲレンデ1箇所分ほど。弊社は今年、こうした防火線の下刈りを計3箇所受け持っています。決められた刈り高で刈り残しがないように、雨にも負けず風にも負けず、なるべく一定ペースでひたすら刈り続けます(^-^;

作業自体はハードですが、日々の成果を一目で確認できるのが下刈りの良いところ。カラマツ林の中に一直線に伸びる防火線は八ケ岳らしいさわやかな景観です。

今週は久しぶりにお天気に恵まれる予報。作業の進展に期待が懸かります!(^-^)

スポンサーサイト

台風襲来

先週末から今週始めにかけて日本列島を通過した台風21号による強風で、八ケ岳山麓では道路や人家近くの立ち木が倒れる被害が相次ぎました。

171025ブログ①

そんなときは弊社の出番!重機を現場に回し、チェーンソーを携えて、スタッフが倒木処理に駆け付けます。
風で倒れた倒木は、場合によっては、幹に不安定な荷重が掛かって弓なりにしなっていたり、隣の木にもたれ掛かったりするなどして、下手に手出しをすると危険なケースも珍しくありません。しかし、さまざまな木を伐るノウハウを持つ弊社スタッフたちは、いつもの要領でテキパキと作業を進めます。

171025ブログ②

不安定な枯れ木のほか、根の深さが比較的浅いカラマツは、強風などで倒れやすいのが特徴。万一倒れて人家などに被害が出てからでは遅いのです。
今回の台風を契機に、普段から家の周りの危険木をチェックしてみてはいかがでしょうか?!

アーボリスト

弊社ではアーボリスト技術を使った仕事をこのほどスタートさせました。アーボリストとは、ロープワークの技術を駆使して伐採対象の木に登り、枝や幹を樹上で伐り落とす技術を持つ専門作業者のこと。弊社ではスタッフ二人が専門の講習会に参加し、複雑なテクニックを身につけてきました!

写真は別荘地に隣接する敷地に生えているクリの木をアーボリスト技術を使って伐採しているK部長の作業風景。最初に枝を伐採して地面に降ろし、続いて幹を「だるま落とし」のように短い丸太に玉切りして、上から順番に降ろしていきます。

171019ブログ②

この現場は建物に隣接する上、複数の電線類も近くに通る障害物の多い場所。これらの建造物を壊さないように、枝や丸太を地面に降ろす際は、樹上に取り付けた専用の滑車で吊るようにしながらゆっくりと着地させます。枝や幹の重量は100キロ以上になることも珍しくないですが、作業はすべて人力。このあたりもアーボリスト技術の神髄といえそうです。少し前にアーボリスト技術の研修を受けたばかりのK部長ですが、各種の専用器具を使いこなし、慎重かつ大胆なチェーンソーワークとロープワークで、無事安全に伐採を終えました。

下の写真は休み時間にアーボリスト技術を使った木登りを教えてもらう新人の私の姿。思うように登れず苦戦しています(^^;

171019ブログ①

このように、K部長らパイオニアたちが習得してきたアーボリスト技術が、余すところなくスタッフたちに伝授されていきます!!

実りの秋

春の山菜シーズンと並び、秋は山の恵みを楽しめる季節です。主役はキノコと木の実。
キノコの場合、誤った種類を食べると深刻な中毒症状に陥る危険がありますが、木の実は種類が少なく、比較的安心して食べられます。

171016ブログ②

写真は旬を迎えたサルナシ。キウィフルーツの仲間のツル性植物で、完熟するとキウィフルーツ以上に甘く、濃厚な味になり、次々と手が伸びます。ただ雌雄が分かれているケースが多いようで、株自体は比較的簡単に見つけられますが、実が付いているもの(雌株)は少なく、たわわに実ったツルを見つけたときの嬉しさはひとしおです(^_^)弊社スタッフも毎年収穫するポイントを押さえています(^^;

171016ブログ

長野県では栽培している地域もあるそうで、サルナシのソフトクリームも見かけます。秋の味覚の王様(?)のサルナシ。直売所などで見かけたらぜひご賞味ください(^-^)

冬支度

八ケ岳山麓では秋雨前線の影響で、今週は冷たい雨が降る肌寒い週末になりました。火の温もりが恋しい季節になると活躍するのが薪ストーブ。遠赤外線で身体が芯から温まり、揺らめく炎も魅力です。

弊社では薪ストーブ用の薪を主に原木で販売していますが、あらかじめ割られている薪の需要に応えるため、このほどエンジン式の薪割機を導入しました。これが直径40センチほどの硬いナラの丸太も一発で簡単に割れてしまう優れモノ!

171015ブログ

薪を割るスピードは比較的ゆっくりですが、オノを振り下ろして割る従来方式と比べて、当たり前ですが体力の負担がほとんどなく、一定のスピードで割り続けられる利点があります。次々と薪の山ができていく様子は見ていてとても豊かな気持ちにさせてくれます(^-^)
搬出間伐や八ケ岳山麓の防火線の草刈り、民有地の伐採、さらに薪割…。何かと忙しい秋ですが、体調管理に気を付けて季節の変わり目を乗り切りたいと思います!

紅葉前線

今秋は寒暖の変化が激しく、特に今週は標高1200メートル超の弊社周辺でも真夏のような日差しが照りつけ、チェーンソー作業をしていると上着が汗でびっしょりになるほどでした。弊社のベテランスタッフによると、10年ほど前までは、この時期は手先がかじかむほどの寒さが当たり前だったとのこと。四季の移ろいの美しさが八ケ岳山麓の大きな魅力だけに、温暖化の進行が懸念されます…。

171013ブログ

それでも山の中では木々の葉が色づき始めています。写真は見事に紅葉したツタウルシ。ツタウルシのように立木にからみつくツル性植物は、植林された木々の成長を妨げるため、通常は間伐作業の際に根元から切って枯らしてしまいます。
しかし施業エリアが観光地と重なる弊社は、秋の紅葉を見越し、観光車両が多く通行する八ケ岳横断道などの道路沿いのツタウルシはなるべく切らずに残しておく施業を心掛けています。そうすることで、この時期にドライブをすると、道路脇に整然と並ぶカラマツ林の合間に鮮やかに色づいたツタウルシが点在する紅葉シーズンらしい景色を眺めることができます(*^-^*)

今日からしばらく続く見通しの長雨で気温が下がり、紅葉前線が進みそうです。八ケ岳山麓はいよいよ本格的な秋を迎えます!

選木研修

林業への新規就業者を対象にした研修会が山梨県富士川町のヒノキ人工林でこのほど開かれ、間伐をテーマに理論と実践の指導がありました。

171010ブログ

弊社社長らが講師を務めました。間伐で大事なのは安全、正確かつスピーディーに木を伐り倒す技術ですが、加えて、どの木を残し、どの木を伐るかを決める選木技術も欠かせません。今回教わったのは、「最初に将来残す木を選ぶ」「残す木への日照を妨げている木を伐る」「立木の密度が薄い場所や細い木が多い場所は、定められた本数よりも木を多めに残して全体的なバランスを取る」などのポイント。どれも基本的な内容で、文章で書くと単純ですが、ほかの研修生とともに選木をしてみると、意外と悩んだり、迷ったりする場面が出てきます。

しかし講師のアドバイスも受けながら残す木の配置を最初に決めると、今度は伐る木が自ずと決まってくるのが面白いところ。伐る木を決めるために、将来残す木を最初に選ぶ理由が納得できます。逆転の発想といえば少し大げさでしょうか…。
間伐にはスピードやリズムも必要。そのためにはスピーディーな選木も大切になります。弊社が今秋にも始める新しい現場での間伐作業に、今回の研修を生かしたいと思います!

ツル地獄…

搬出間伐の実施に向けて、弊社が現在、作業道の開設を進めている北杜市大泉町の現場は、一部が沢沿いに位置するため、ツル性植物の繁茂が目立ち、スタッフを悩ませます。

171006ブログ

ヤマブドウやツタウルシ、フジ、エビヅルなどが代表的で、これらが梢の上部で隣の木とつながっている場合、伐倒しても地上に倒れず、宙ぶらりんのような状態になって非常に危険です。ただツルに巻き付かれている木は劣勢木が多く、できればきちんと伐倒して、林内をすっきりさせたいと思うのが本心。ツルの状態を見ながら安全に倒せるか判断を迫られます。

ただし無理は禁物。近くに重機がいれば、バケットの先で木を押してツルを切ってもらったりして臨機応変に対応します。
ツタウルシなど紅葉が美しいツル性植物もあり、ツルの存在は人間にとって善し悪しと言えるでしょうか。安全第一でケースバイケースで作業に臨みたいと思います!

近未来車?!

流線形ながらインパクトのある独自のフォルム。力強さを感じさせる18インチタイヤを備えた足回り―。
個性的なデザインの次世代ハイブリッドカーとして注目を集めるトヨタ「CH-R」が先日、弊社事務所前に登場しました。

171005ブログ①

主に社長が使用する営業用車両として弊社が購入したもので、初めて実車を見る弊社スタッフたちは興味津々。エンジンルームを点検(?)したり、荷室のサイズを測ったりと、しばし車の周りに人垣ができました(笑)

171005ブログ②

CH-Rはプリウスがベースとのことですが、一見すると全く違う車のよう。しかし燃費性能や走行性能は実証済みだと思われます。
「決して安い買い物ではないですが、環境性能はもちろんデザインを含めて良い車に乗ることで、会社全体の前向きな雰囲気や、自分を含めたスタッフの士気を高めたい」。
購入を決断した弊社社長のコメントでした!!



自然の神秘

立木の切り株からとうとうとあふれる出る透明な液体…。

171004ブログ

これは先日、カラマツを伐倒したときの様子です。透明な液体は天然樹脂の「ヤニ」で、触ると粘り気が強く、爽やかな香りがします。
カラマツは製材後にヤニが染み出やすいのが特徴。今回はどうやら丸太の中にある「ヤニつぼ」と呼ばれる部分にチェーンソーの刃が当たってしまったようです。

製材後に木材に染みなどをつくるカラマツのヤニは厄介者扱いされていますが、例えばアカマツなどのヤニ(松脂=マツヤニ)は香料や食品、薬品などに幅広く利用されているようです。

カラマツのヤニをめぐっては、近年、製材時のヤニによる染み被害の発生を防ぐ加工技術も開発されているようです。全国的に見てもカラマツが豊富な八ケ岳山麓。ヤニ問題などを克服し、カラマツ材がポピュラーな木材になることを願わずにはいられません!(^-^)!
プロフィール

山師

Author:山師
有限会社天女山は、山梨県北杜市の八ヶ岳南麓を中心に活動する林業事業体です。
森林整備や屋敷木伐採、危険木伐採及び木材に関する事でしたら、何でもご相談下さい。

facebookにも
ページがあります。
こちらのイイねボタンで
天女山ページの更新が
ご自身のフィードに
表示されます。
いいねしていただけると
うれしいです。




最新記事
来訪者
リンク
最新トラックバック
月別アーカイブ
最新コメント
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR