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道造り

山梨県内の林業新規就業者を対象にした研修会がこのほど、山梨県富士川町で開かれました。今回のテーマは「道造り」。伐採した木を山の中から運び出すのに欠かせない作業道の造り方を県森林総合研究所のスタッフから教わりました。

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道造りに使うのはバケットと呼ばれるショベルが付いた重機。これで柔らかい表土を削り取り、安定した地盤の地山を出した後に土を削ったり、盛り上げたりして道を造っていきます。

道造りで欠かせないのが、障害物となる切り株を掘り起こす「伐根(ばっこん)」と呼ばれる作業。バケットで切り株の周りを掘り込み、太い根を少しずつ断ち切って根株を掘り起こします。今回は小型の重機を使ったため、大きい切り株の抜根は一苦労。参加者は慣れない重機操作に戸惑いながらも、交代しながら時間をかけて根を掘り起こしました。

道造りは丸太を山から運び出す搬出間伐の重要な工程。道の位置を決めるルート選定とあわせて、しっかり覚えていきたいと思います!
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豊作!

今月は雨が多く、山仕事には厳しい気象条件が続いていますが、山では天然キノコが豊作のようです。

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ハナイグチ、オオツガタケ、ハタケシメジ、ウスヒラタケ、サンゴハリタケモドキ、タマゴタケ…。自分で採ったり、もらったりしただけでもかなりの数に上り、とくにモミやツガ類の森では多様なキノコたちが出迎えてくれます。

写真はモミやツガの森に生えるオオツガタケ。同僚が採ってきたものを分けてくれ、初めて食べました。傘が開いてしまっていますが、歯触りや香りがよく、食用としては上位クラスだと感じました。

天然キノコは種類が多く、また間違えて食べると危険なものも少なくありません。キノコ初心者の私も詳しいひとに聞いたり、いろいろな図鑑を見比べたりして食べられるかどうかを慎重に判断しています。

直売所などで販売されているものをまずは買ってみたり、機会があればプロによる鑑定教室などに参加してみるのも面白いかもしれません(*^-^*)

天候不順

9月も下旬に入りましたが、今月は台風の襲来に加え、雨模様の天気が多く、林内での作業に影響しています。

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写真は北杜市大泉町の搬出間伐の現場で、丸太を運び出す重機「フォワーダ」が泥にはまって動けなくなってしまった場面。この重機が通っている場所は、あらかじめ整備してある作業道なのですが、それでもぬかるむとご覧のように重機が進退窮まる場合があります。こうした事態を防ぐため、地盤が軟弱そうな場所を避けてルートを設定したり、道に丸太を敷き込んだりするなどの対策をとっていますが、八ケ岳山麓の火山灰土は水を含むと極度に軟化するため、なかなか思うようにいかないのが現状です。

今週もぐずついた天気が多い予報。すっきりとした秋空が恋しい今日このごろです…。

名水の里

八ケ岳南麓にはいくつもの湧水があります。自由に水をくめる場所もあり、地元のひとや観光客でにぎわっているスポットもあります。

写真は名水として名高い北杜市小淵沢町の「大滝湧水」での一コマ。

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湧水がある大滝神社境内付近の竹林の伐採の下見で訪れた際に、のどをうるおしました。
山の斜面から勢いよく湧き出る冷たく透明な水は、下流の田畑の水源となっており、飲料水用のポリタンクを抱えた住民らも訪れる人気スポット。よく手入れされた境内からは、地元の人たちの思い入れが伝わってきます。

まだまだ暑い日も多いこの時季、八ケ岳の山々から流れ出た冷たく透明な水辺の近くにたたずむと、心が洗われる気持ちになります。
こうした湧水を使ったコーヒーや水割りは最高の味。八ケ岳観光の折には、持ち帰り用のペットボトルなどを持参した湧水めぐりもルートに加えてみてはいかがでしょうか♪

早くも登場

秋雨前線の影響で全国的にすっきりとしない天候が続いています。
八ケ岳山麓でも暑かったと思えば急に寒くなったりして、気温の変化に身体が付いていくのが大変な毎日です。
そんな中、標高約1300メートルの場所にある弊社では、朝夕を中心に肌寒い日がちらほらと出てきました。
弊社の休憩室では今週から、早くも石油ストーブが稼働を始めています。

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雨で濡れた靴や作業服を乾かすのにもストーブは大活躍。「ゴー」という運転音を聴きながら石油が燃える匂いをかぐと、「今年もストーブの時期が来たんだな」と季節の変化を肌で実感します。

秋には弊社の恒例の仕事である八ケ岳山麓の防火線の草刈りなどがひかえています。今年一年の4分の3が過ぎつつある季節の移ろいの早さを、ストーブの登場でしみじみと感じている今日この頃です。

山のごちそう

八ケ岳山麓にはニホンジカがたくさん生息し、夕方には弊社事務所の駐車場にも姿を見せることがあります。道路に急に飛び出してくることもあり、特に夜間の運転では見通しがつきやすいハイビームにするなどの注意が必要です。

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このニホンジカは最近、自然の恵みをいただく食材としても注目されており、ジビエ(野生鳥獣の肉)として活用の動きが全国的に盛り上がっています。

写真はお隣の信州で捕れたニホンジカのお肉。知り合いから譲ってもらい、岩塩を振りかけて、米油を塗りながら豪快に炭火焼きしてみました。お肉本来の味わいを楽しめ、バーベキューの食材に最高!!東京の友人たちも大満足してくれました♪

シカ肉などのジビエは、まだ一般のスーパーなどでは手に入りにくいのが現状。「地産地消」の一環として、八ケ岳山麓でも地域独自の食材として広まってほしいものです(*^-^*)

道直し

今月は八ケ岳山麓でも雨が多い不順な天候が続いています。
こうなると困るのが間伐現場に作設した作業道のぬかるみ。火山灰土を由来とする八ケ岳山麓の通称「黒ボク」と呼ばれる土は、水を含むと液状化のような状態となり、重機で走行するのが著しく困難になります。無理に走ろうとすると重機のクローラー(通称=キャタピラ)が泥の中で外れたり、重機が横転したりするなど、トラブルの原因となります。



写真は雨水でぬかるんだ箇所に丸太を敷いて補強をしている光景。こうして一時的に走行できるようになっても、繰り返し走ると道が荒れて、再び補修や補強が必要になることも少なくありません。八ケ岳山麓は急傾斜地が比較的少なく、森林施業をしやすいイメージがあるとも聞きますが、土質には必ずしも恵まれていません。

今週もすっきりしない天気が続く予報。泥との闘いはしばらく続きそうです(>_<)

新型トレーニングシステム

最近弊社では若手を中心に筋トレが静かなブームになっています。
使う道具はいたってシンプル。写真のように丸太の切れ端をひもで結んだウエイトを、両手で握った木の棒をクルクルと内側に回しながら巻き上げていくだけ。踏み台にしている切り株を含め、林業会社らしく、すべて天然素材でできています。

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両手をまっすぐに伸ばして巻き上げることで、両腕のひじから先の内側の部分の筋肉がとくに鍛えられるとのこと。一見簡単そうですが、意外にハードで、二回連続で行うと俗にいう腕が「パンプ」した状態になります。

重たいチェーンソーを扱うなど、林業では力仕事も多いだけに、筋トレは仕事にも役立ちます。
簡単な材料でできるこのトレーニングシステム(?)、森の中で一度試してみてはいかがでしょうか??

アナログ派

各地に大きな被害をもたらした台風21号は、八ケ岳山麓にも強風と大雨をもたらしました。
幸い人的被害はなかったようですが、一部地域で停電が起きるなど、ここ数年で最も激しい風雨だったと感じます。

猛烈な台風が去り、現場では山仕事が再開しています。
写真はフォワーダと呼ばれる林業機械で間伐したカラマツやアカマツなどの丸太を運搬している場面。

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フォワーダはクローラーが付いた運搬車で、丸太をつかんで持ち上げるためのクレーンとグラップルという「手」が備え付けられています。年季の入った風貌からも分かるように、とてもアナログ的な機械。グラップル操作に独特の「クセ」があり、使いこなすには経験や慣れが必要となります。走行についても、雨の後の作業道は非常にぬかるんでいるため、さまざまな注意点を認識して走らないとクローラが脱落する事態になります。一度、外れたクローラを再びはめるのは、他の重機でフォワーダ自体を持ち上げるなど、大仕事となります。

丸太の運搬は地道な作業ですが、伐採した木を利用するためには欠かせない仕事。山向こうの信州の方言でいう「ずく」(根気)を出して、引き続きがんばりたいと思います!

一台三役

林業新規就業者を対象にした技術研修がこのほど山梨県富士川町で開かれました。今回のテーマは代表的な高性能林業機械である「ハーベスタ」の操作。ハーベスタは立木の伐倒、枝払い、丸太への造材の三つの作業を一台で、しかも極めて短い時間でこなせる優れモノです。

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左右の操作レバーには、それぞれ六つの操作ボタンが付けられており、それらを自在に操ることで、複雑な作業をすることができます。ボタンの数が多過ぎて最初は戸惑いましたが、だんだんと慣れてくるのが不思議。枝がびっしりと生えたヒノキの枝払いなど、チェーンソーを使ってフウフウ言いながらしていた作業が、ボタン操作ひとつで一瞬で終わってしまいました。大活躍のハーベスタですが、価格は一台2000万~3000万円とお高いのが玉にキズ…。弊社ではレンタル機を使っています。

林業の作業の中でも、チェーンソーを使った伐倒や枝払いは危険が大きい仕事の代表格。作業の効率化に加えて、労働リスク低減のためにも、こうした機械操作を覚えていきたいと思います!
プロフィール

山師

Author:山師
有限会社天女山は、山梨県北杜市の八ヶ岳南麓を中心に活動する林業事業体です。
森林整備や屋敷木伐採、危険木伐採及び木材に関する事でしたら、何でもご相談下さい。

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