無骨な働き者、その3

住宅地や別荘地などで樹木を伐採した際、幹は販売できる場合がありますが、大量に生まれる枝葉の
処理が大きな問題になります。そこで弊社が使っているのが「チッパー」と呼ばれる枝葉破砕処理用の重機
です。投入口から枝葉を入れると細かく粉砕した状態で吹き出す仕組みで、枝葉のかさを大きく減らすことが
できます。弊社では伐採作業後にお客様から依頼された枝葉を事務所近くの土場などで粉砕し、自然分解
させて土に戻しています。
 新人の私は今日は「チッパー班」に配属され、先輩が重機でチッパーの近くに寄せてくれた枝葉を次々に粉砕していく
作業をしました。

160317ブログ

このチッパー、直径10 センチ程度までの太さの枝なら粉砕できる馬力を持ちますが、激しい振動とともに「ガリガリ、バリバリ」などと非常に大きな粉砕音が響くため、鼓膜を保護するイヤーマフの装着が欠かせません。土場にはアカマツ、モミ、シラカバなどさまざまな樹種の枝葉があるため、粉砕後はそれぞれの樹木特有の香りが漂います。先輩二人と朝から夕方まで作業をして山積みになっていた枝葉の大部分を粉砕できましたが、作業終了後もしばらくはチッパーの振動とごう音の余韻が体から消えませんでした。
 クローラー(キャタピラ)が付いていてゆっくりながらも自走できるチッパー。地味な役回りですが酷使に耐えて今日も粉砕音を轟かせる正に無骨な働き者と言えそうです。

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