「木回し」

冬らしい寒さが続く中、弊社では北杜市大泉町のカラマツ人工林で間伐作業を続けています。
間伐現場での伐倒の際に作業者を悩ませるのが、伐り倒そうとした木が隣の木の枝などに引っ掛かって途中で止まってしまう「掛かり木」の処理。不安定のため危険で、丸太の搬出作業の支障にもなります。掛かり木をつくらないように伐るのが基本ですが、実際はどうしても掛かってしまう場面がでてきます。

掛かり木処理にはいくつかの方法がありますが、今回の現場で重宝しているのがターニングストラップというベルト。車のシートベルトを縫い合わせて長い輪の形にしてあり、木に巻き付けて棒を通し、テコの原理で木全体を回転させて掛かっている場所から外す仕組みです。

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棒には間伐現場に生えている丈夫なリョウブの木を使います。

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ターニングストラップはシンプルな道具ですが、うまくいくと素手ではとても動かせない木を回転させることができます。ただ掛かり方によってはこの方法でも動かない場合が時々あり、そんなときは仕方なく、丸太の搬出作業時に重機などを使って安全に外すことになります。

ターニングストラップは便利ですが、掛かり木処理には危険が伴うことには変わりません。なるべく掛かり木をつくらない技術を磨くとともに、常に作業の危険を踏まえながら安全に使っていきたいと思います。

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