縁の下の力持ち

キャンプファイヤーのようにやぐら型に組まれた重そうな木材…。工事現場などでこんな光景を目にした方もいるかもしれません。

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これはクレーン車の転倒を防ぐため、車体四隅から伸ばす「アウトリガー」と呼ばれる安定装置の下に敷く木材で、現場では「バンコ」と呼ばれています。
狭い住宅地などで伐採作業をする際は、木を倒す場所がないため、伐った木が倒れないようにクレーン車で吊り上げる方法が一般的。ただクレーン車を停める場所が未舗装でさらに地盤が緩く、また多少の傾斜がある場合も少なくありません。そのためアウトリガーの下にこうした木材を敷き、接地面積を増やすことで軟弱地盤に対応したり、また傾斜地では車体の水平を取ったりする作業が必要になります。バンコは通常クレーン車に積まれています。

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バンコには硬くて重い丈夫な木が適しているようです。しっかりとバンコを敷き並べてクレーン車を据え付けないと、重い丸太を吊り上げたときに転倒するなどの大事故を招く恐れがあります。それだけにクレーン会社のオペレーターさんはクレーン車の据え付け時に、車体の安定状態を何度も確認し、必要ならバンコを増やしたり、並べ直したりするといった手間を惜しみません。弊社スタッフも一緒に手伝います。

クレーン車や丸太の重みを受け止めて、愚直にアウトリガ―を支え続けるバンコ。普段スポットライトが当たる機会はほとんどありませんが、まさに伐採現場の縁の下の力持ちと言えそうです!

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