先人の営み

森林整備作業を続けている清里高原の別荘地内を流れる沢沿いで見つけた石組みの構造物。

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入り口は狭いのですが、中は大人が2〜3人入れるほどの広さになっています。
これは、かつて使われていた炭焼き窯。ミズナラなどの広葉樹が多いこの一帯は、炭焼きに最適だったようです。炭や薪から化石燃料使用に社会が変化した戦後の「エネルギー革命」が起きるまで、地元の人たちによって使われていたものと思われます。

別荘地や観光地としてのイメージが強い清里高原ですが、かつては人々の暮らしを支える林業や炭焼きが活発に行なわれていた様子をうかがわせます。

長年の風雪に耐えてしっかりと形をとどめる古い炭焼き窯を前に、山に生きた先人たちの営みにしばし思いをはせたひとときでした。

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